増収減益
第一交通産業(株)(本社:北九州市小倉北区、田中亮一郎社長)は、5月21日、平成20年3月期 決算(連結)を発表した。
それによると、売上高は前期比5.6%増の92,084百万円、経常利益は同比18.5%減の5,227百万円、当期純利益は同比57.5%減の1,247百万円となっている。
当期は、売上高は過去最高となったものの、損益面では原油価格の高騰によりタクシー・バス事業での燃料費が大幅な負担増となったこと、金融事業における過払返還請求の急増により過払返還引当金の積み増し等貸倒関連費用の大幅な負担増により、営業利益、経常利益は減少した。
また、株式市場の低迷に伴う投資有価証券の減損処理により、投資有価証券評価損を特別損失として計上するとともに、税効果会計基準に基づき多額の繰延税金資産の取崩しを行ったことなどにより、当期純利益も減少した。
▼関連リンク
⇒タクシーの事なら第一交通産業グループ
※記事へのご意見はこちら