経済成長が続くBRICsが注目されて久しいが、「チャイナ・プラス・ワン」としてベトナムもその成長が注目されている。
新たな投資先を模索する投資家や海外進出を図る企業には、既に知られた国であるベトナムも、まだまだ、一般にはあまりよく知られていない国の一つではないだろうか?ベトナムの経済的魅力とは・・・
◆ 石油をはじめ豊富な天然資源
・原油、石炭、金、タングステン、天然ガス等、輸出の1/4が原油
◆ 政情の安定
・大きな宗教紛争、民族問題が存在しない
◆ 貧困率の縮小、購買力ある中産階級が台頭し、個人消費が大幅に進展
・貧困率 1993年度 58% ⇒ 2006年度 16%
◆ 労働力人口の増加
・人口 8,534万人(世界第12位)
平均年齢、約24~25才 安価で良質な労働力
◆ 外資の積極的な導入
・インテル:半導体工場設立(10億米ドル)、ナイキ関連(18.6万人雇用)、
日本電産:2010年までに約1,100億円の投資計画etc.
社会主義国ではあるが近隣諸国に先んじ関税他の規制緩和も進み1996年-2006年の海外からの直接投資も300億米ドル(約3.3兆円)に達している。
今後の成長を注目されるベトナム、個人の投資先としても一考の価値ある国である事は間違いない。
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