◆01 新幹線鹿児島ルートの2010年度末開業に向けて首長ら集まる
◆02 アジアにおける拠点空港としての北九州空港整備考 その33回目
北九州市港湾空港局 局長 片山憲一氏に聞く その3
◆03 空港問題海外事例報告 ~フランス・パリ近郊の空港にみる役割分担~
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120回連載企画 新幹線鹿児島ルートの2010年度末開業に向けて首長ら集まる
九州新幹線福岡県建設促進期成会(会長・麻生渡県知事)の08年度総会が20日、久
留米市のホテルで開かれた。
総会には沿線自治体の首長、県会議員、JR関係者ら約120名が出席した。
(本文のつづきはこちら)
冒頭、麻生会長は「平成22年度末開通に向け順調に工事が進んでいる。今年度事業費
も1270億円確保し開通への見通しがついた。未開通区である、博多~新八代間のトン
ネルの掘削はすべて終わり、用地取得もほぼ完了した。
道路特定財源暫定税率も復活し、駅周辺道路の整備も見通しがついた。予算ベースでの
進捗率は今年度79%となる見通し。
全面開通に向けてこれからも行動を強めていくことを確認したい」と挨拶した。その後、
県会議長の祝辞、沿線自治体を代表して江藤久留米市長の挨拶の後、九州新幹線建設局、
福岡市、久留米市、筑後市、大牟田市の各市長から新駅の周辺整備の状況についての取り
組みが報告された。総会では「九州新幹線鹿児島ルート建設促進」の決議案が採択された。
(レポート・大津啓)
120回連載企画 対アジア拠点空港としての北九州空港整備考 その33回
●○ 北九州空港 その将来像 ○●
●○ 北九州市港湾空港局 局長 片山憲一氏に聞く 3 ○●
記者/ 今後、この空港の将来を「大きく育てる」上で、特に考えられる問題点はどこに
ありますか。
片山/ 福岡県には2つの空港があるわけですが、その一方の福岡空港は、国内21路線、
海外は17の都市に路線を結んでいます。北九州空港はそのように路線が充実した福
岡空港を直近にした環境での運営をやっていかねばならない、という点があります。
(本文のつづきはこちら)
記者/ そのような状況の中で、言ってみれば、福岡空港との差別化が求められるとも言
えますね。
片山/ そこで、福岡にはないサービス提供という戦略がこの空港には求められるわけで
すが、 何より24時間運用できるという利点の活用です。そこで、旅客便の離発
着が終った後の、深夜の滑走路を使用して貨物空港としての整備に力を入れているわけで
す。
現在、午前3:20にギャラクシーエアラインズの貨物専用機が、毎夜、羽田へ飛んでいま
す。北九州空港は、午前1時にスターフライヤーの最終便が羽田から到着し旅客を降ろす
と、その後を羽田から追うように、ギャラクシー機が着陸し、荷作業の後、また羽田へと
戻ります。
そして、今度は午前5:30発スターフライヤー早朝始発便が離陸に向けて準備を始め
ます。24時間休むことなくこの空港は動いているというわけです。
深夜の滑走路を自由に使えるという利点があって、ギャラクシーエアラインズは就航し
ているわけです。まずは、24時間運航可能という利点を活かした貨物空港としての機能
を強化し、上手く伸ばしていくことが「育てる」戦略の一つです。そして、その先に一層
の展開の可能性があると考えています。
☆同記事はデータ・マックス 「IB」春期特集号に掲載したものです。
つづく(文・構成/清田進)
■■■ 北九州空港を考えるサイト ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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■ 北九州から飛ぶ東京! スターフライヤー http://www.starflyer.jp
■ 始発5:30 北九州エアターミナル http://www.kitakyu-air.jp/
■ とべとべ北Q 北九州空港振興協議会 http://www.tobetobekita-q.jp/
■ ■
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空港問題海外事例報告 ~フランス・パリ近郊の空港にみる役割分担~
●○ その2 「空港に行く人」の立場からの観点 ○●
まずはパリにおけるド・ゴール空港、オルリー空港の位置を把握しておこう。ド・ゴー
ル空港はパリ市街から北に25km、オルリー空港は南に14kmの位置にある。空港間
の距離は、約40kmということになる。
交通機関は、それぞれの空港に、パリ市街から、RER(高速鉄道)及び地下鉄でアクセ
スできるようになっている他、エールフランス等が運航する空港までのバス路線もある。
また、ド・ゴール空港とオルリー空港を直接繋いでいるバス路線もある。
(本文のつづきはこちら)
この40kmという距離は、利用者にとってどれほどの感覚であるかを測る実験をして
みた。実験は、「空港に行く人」そして「乗り継ぎをする人」の観点から行い、もっとも
乗り換えの少なくて済むバス路線を利用した。時間帯は、祝日の夕方である。
まずは、「空港に行く人」の立場でみてみよう。パリの中心部、アンヴァリッドという
ところから、エールフランス運航のバスに乗って、オルリー空港へ向かう。途中の停留所
は1カ所、休日のためか、交通量は若干少な目であったこともあり、所要時間は30分で
あった。ちなみに交通費は8ユーロ(約1300円)。
では、パリの市街地からド・ゴール空港まではどうか。こちらは、パリ中心部のオペラ
座前からロワシーバス(「ロワシー」とはド・ゴール空港の別称)から向かう。所要時間
は約40分であった。交通費は8.2ユーロ(約1400円)
交通量の多い時期にはもう少し時間はかかるかもしれないが、「空港に行く人」の立場
から考えれば、遠からず、近からずという妥当な距離であろう。移動にそれほどのストレ
スは感じない。おおよそ、市街地から30分~1時間圏内であれば、空港は二つあっても
問題はなさそうだ。
ちなみに、両空港ともに空港までの道路は、高速道路でつながっており、ド・ゴール空
港に通じる高速道路は無料である。この点は、日本とは若干違うという点は付記しておき
たい。
つづく(レポート・日下部晃志)
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