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01●仰天! 市長公用車 乗せたのは「知らない人」
吉田福岡市長 会見で明言 無節操な公務への認識
02●シリーズ地方財政
「大責任転嫁時代」をどう生き抜くか(夕張編)
その16 夕張市財政担当職員A氏インタビュー(7)
03●「ラブアース・クリーンアップ2008」開催
●仰天! 市長公用車 乗せたのは「知らない人」
吉田福岡市長 会見で明言 無節操な公務への認識
21日の市長会見は、吉田市長の公人としての自覚が全くないことを露呈してしまった。
市長公用車に女性二人を同乗させたことに対し、「何の問題があるのか」、と開き直る。
公用車をタクシー代わりに使うことの愚かさを、反省さえしようとしない。
何をもって公務となすのかということについては、自身でも整理がつかず、「ご理解いただきたい」とする。
市長は政治家でもある。「公務」と「プライベート」の2分割ではなく、「公務」と「政務」そして「プライベート」に区別してその職責を全うするものであろう。
新聞記者出身らしく、記者が公用車に同乗して取材する「箱乗り」という業界用語まで使い、「あなた方も箱乗りすることもあるからわかるでしょう」などと、言い出してしまったが、これは全く別のケースである。同列で論じることはできない。
共に飲食に行くため箱乗りする記者などいるはずがないのだ。吉田市長は、明らかに飲食の場に向かったのである。
新聞記者出身市長だから言える屁理屈と、新聞記者出身とは思えない市民感覚の欠如・・・。
うまく使い分けているつもりだろうが、判断するのは市民なのだ。
さらに驚かされたのは市長の次の発言である。
◆乗せたのは知らない人
同乗させた二人の女性について聞かれ、「1人は見かけたことのある方、もう1人は初対面の方」と答えた吉田市長。つまり、知らない人を乗せたということである。
知らない人だが、信頼する経済人から紹介され、頼まれたから乗せた、なにが悪い、というのが市長の論理である。
どんな屁理屈を並べても、「タクシー代わり」ではないか。不適切に決まっている。
質問する記者に「あなたには理解してもらえないだろうが」などと、相手の人格さえ否定するかのような発言まで飛び出すに及んでは、論評にも値しない。「聞きたかけん」が聞いてあきれる。これまでも、厳しい質問や意見に逆切れすることが多かった吉田氏だが、今回は一線を越えた発言である。
◆飲食の場は市長が常連の店だった
「公務」として飲食が行われた中央区平尾の和食店。じつは吉田市長の新聞記者時代からの行きつけの店だったことが判明した。
この店には市側が「Nさんに聞け」と言い続ける元百貨店社長も姿を見せるという。
市長、N氏、共によく知った店だったことになる。
日仏交流と称し、行きつけの店で「公務」として飲食した。その飲食の場となった店に行くのにタクシー 代わりに公用車を使う。案内文書はなし、飲食も自腹、それでも、「どこが悪い」との強弁を続ける。そんな飲食は「政務」か「プライベート」でやるべきなのだ。
税金の使い道が注目される今日、公用車を廃止する県知事もいる。
どこが悪いのか分からないのであれば、即刻市長を辞めるべきである。
(特別取材班)
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●シリーズ地方財政
「大責任転嫁時代」をどう生き抜くか(夕張編)
その16 夕張市財政担当職員A氏インタビュー(7)
―――――そもそも現在の夕張市の予算はどれほどですか。
A氏:
平成19年度で、一般会計78億円です。
―――――夕張市の特別会計の種類はいくつあって、どれほどですか。
A氏:
国保、市場、労保、下水、水道、介護、診療所の7会計約200億円です。
―――――さきほど、税収は10億、地方交付税が32億(ピーク時は70億)ということでしたが、その他はどのようにして賄っているのですか。
A氏:
国庫補助金、道支出金が主なものであとは諸収入です。
―――――財政が厳しいのは、夕張市だけではなく、程度の差はあれ日本の地方自治体はどこも厳しいと思うのですが、・・・・・・・・・・・
A氏:
どの自治体も「厳しい厳しい」と言っていますからねえ・・。ただ、単純にこの財政悪化は地方自治体だけの責任なのだろうか、という思いはあります。他市町村の担当者と話すこともありますが、どの自治体も事業の見直し、削減に努めています。それでもなおかつ、財政が厳しい。これまで、財政運営が多少緩慢だったことは否定できませんが、ここまで沢山の自治体が厳しくなっているのをみると果たして全部が全部自治体の責任と言えるのかどうか。
―――――と言いますと、国の政策に左右された部分もあるとお考えですか。
A氏:
小渕内閣のときには、景気浮揚策で地方にお金が回ってきて、自治体も公共事業を随分とやりました。形としては「起債」という形をとりました。しかし、その元利の償還分については、国が交付税に上乗せしてくれるということでした。自治体はそれを信用して、多額の起債をしましたが、小泉政権になると「緊縮財政だ」と言って、180度方針を転換し、交付税を絞ってきたわけですから。
―――――上乗せ分についてはどうなったのですか。
A氏:
上乗せ分は一応あります。ただ、本俸の部分が大幅に削られたということです。
―――――もし、国が緊縮財政ではなく、緩やかな財政改革を続けていたとすれば・・・
A氏:
もう少し違った結果になっていたかもしれません。(つづく)
(編集・構成:日下部晃志)
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●「ラブアース・クリーンアップ2008」開催
毎年6月の環境月間に、市民・企業・行政が協力し、海岸、河川、公園などに散乱するごみを回収する地球環境美化活動「ラブアース・クリーンアップ」が、今年も6月1日(日曜日)に開催される。
今年で17回目を迎える同活動には、市民団体、企業グループだけでなく、自治協議会や町内会単位、個人で参加する市民も増加しているとのこと。昨年は福岡地区だけでも約3万5千人が参加し、約234トンものごみを回収した。
福岡市は今年も多くの参加者を募集している。
日時:平成20年6月1日(日曜日)※9時受付開始
場所:市内80カ所(http://www.love-earth-jp.net/cleanup/index.html)
主催:ラブアース・クリーンアップ福岡地区実行委員会
※詳しくは、福岡市ホームページより
http://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/k-keihatsu/opinion/love-earth.html
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