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01◆四川大地震について、西日本工業大学工学部環境建設学科 周国云教授に聞く
02◆北九州市政を語る―日本共産党 北九州市議会 石田康高議員に聞く
格差が広がっている北九州、北橋市長は本当に市民の声を聞いているとは思えない
03◆<若松あじさい祭り> 6月8日及び15日、高塔山で開催
04◆(社)北九州貿易協会の「企業経営支援セミナー」
-企業不祥事の事例と再発防止-
◆四川大地震について、土木・防災研究の専門家で日本と中国の状況に詳しい、
西日本工業大学工学部環境建設学科 周国云教授に聞く
【周 国云教授のプロフィール】
1962年10月生まれ 中国雲南省出身
南京・河海大学、武漢・中国地質大学大学院で土木工学を学び、
1993年から九州大学大学院に留学、日本企業に勤務後、
2004年から西日本工業大学で教鞭に立っている
GIS(地理情報システム)や防災マップの研究では日本でもトップレベルの研究を行っている
http://www.nishitech.ac.jp/new_topics/20060626/news-zhou.html
―――――四川地震が発生した時、中国に出張されていたそうですね。
周:
地震発生の前日南京に入り、当日は江蘇省の地方都市四洪で現地の学校の学生と面接いたしておりました。
地震が発生した時間帯には、震源地から遠いこともあって何も感じなかったのですが、夜ホテルに戻ってテレビを見て初めて大変なことになっていることを知りました。
それから日本にいる家族から心配の電話がかかってきたり、雲南省にいる親族の安否を尋ねたりバタバタしていました。
幸い、雲南省でも親族が住むのは震源地から遠い南の方だったので、揺れは感じたけれど何も被害は出なかったとのことでした。
西日本工業大学にも四川省から4名の留学生が来ていますが、皆家族は大丈夫だったと確認とれています。
―――――先週、中国にいらして特に感じられたことはありますか。
周:
地震発生後、日本の支援が中国のメディアでも大きく伝えられ、訪問先どこでも、日本からの大学職員が同行していたこともあって、「日本の支援に感動した」と本当に感謝する言葉を多くいただきました。
日本に戻って、日本のメディアが「もっと早く日本からの救助隊を受け入れていれば」と言っているのを度々聞きましたが、人民解放軍のほんの一部が現場に当日夜なんとか入れたものの、道路が寸断され本格的な中国自身の支援部隊が現場に入るにもかなりの時間を要したのです。
日本や外国の支援チームを受け入れるにしても、被害の正確な状況さえも分らず、どこにどのような形で支援してもらうか、支援受け入れのシミュレーションもできていないので、現状の対策が精一杯で、中国政府が外国の支援を拒んでいた訳ではないと思います。
―――――中国での地震に対する防災/予知はどうなっているのでしょうか。
周:
中国も最近、地震に対する防災意識がでてきて、北京や西安などの重点地域では液状化のハザードマップが作られていましたが、今回のような周辺部はまだしばらく先のこととされていました。
活断層の調査も行われていましたが、今回の300kmにも及ぶような大きなものを分っていなかったようです。
ただ地震発生前に震度3程度の予兆は何回か起きていたと聞いています。
続く
(取材 松尾潤二)
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◆北九州市政を語る―日本共産党 北九州市議会 石田康高議員に聞く
格差が広がっている北九州、北橋市長は本当に市民の声を聞いているとは思えない
【石田議員のプロフィール】
昭和23年1月生 60歳 中間市で生れ、遠賀村で育つ
八幡工業高校機械科卒業 18歳から日本共産党に入党
北九州の企業に入社後、多くの労働活動に携わり、民主商工会に16年勤務
現在北九州市議会議員6期目 八幡西区選出
―――――共産党に入党された経緯をお聞かせいただけますか。
石田:
私が育った遠賀村は、鞍手郡に近いところで、当時炭鉱の閉山で離職者が多く貧しい地域でした。父も遠賀町で議員を務めていたこともありますが、共産党の「科学的社会主義」の考え方に共鳴して、自分も15歳から民青の活動に加わりました。
最近、日本の社会の中で格差が広がり、改めてマルクスの考え方が見直されてきていますが、理論的にきちんと社会の問題を捉えて解決すべきだと考ええたことが一番共産党に入党した理由でしょうね。
―――――まず平成20年度の北九州市政の重要な課題は何だとお考えでしょうか。
石田:
北九州の中でも格差が広がり、貧困層が増えていることが一番の課題であり、格差を解消する政策を早く実行することが必要だと思います。
北九州では自動車産業の誘致合戦が進んでいますが、正規雇用が7割、非正規雇用が3割ぐらいと、データの取り方では更に非正規が4割近くと、格差を拡大させる雇用の形態が進んでいます。
企業誘致を否定する訳ではありませんが、外から企業を引っ張り込むだけでは、北九州の経済が活性化され、雇用環境がよくなると思えません。
市民や地元中小企業が中心となる内発型発展が、北九州にとって大切だと思います。
今の北橋市政はこの格差を解消するための動きができていないと思います。
―――――最近、北九州市政で市民から相談受ける内容ではどのようなことが多いのでしょうか。
石田:
私は月に100件ぐらいの相談を受けていますが、福祉、教育、医療、中小企業対策などが多い中で、この4月は後期高齢者医療制度がスタートしたこともあり、高齢者の方からの生活苦の相談が増えています。
国民年金の満額が出たとしても月に65,000円の年金だけでどうやって生活していけばいいのか、怒りと現実的にどう生活すればいいのかという声が、本当に多く市民から寄せられています。
続く
(取材 松尾潤二)
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◆<若松あじさい祭り> 6月8日及び15日、高塔山で開催
県内でも有数のあじさい(約3万9千株)群生地、高塔山の魅力を市内外にPRする「若松あじさい祭り」が、6月8日と15日の両日に開催される。
「若松に活気を呼び込もう」。今年、10周年を迎える「あじさい祭り」では、まちづくり団体を中心に様々な催しを計画している。
開催日:平成20年6月8日(日)・15日(日) いずれも時間は10:00~16:00
会 場:高塔山公園・佐藤公園他
※メイン会場は高塔山公園で、山頂展望台付近が会場の中心
その他:6月8日(日)・15日(日)は、若松中心市街地、第1二島、JR小倉駅北口から、高塔山山頂まで無料バスを運行(予定)
<若松あじさい祭り>関連イベント
●若松商店街イベント:6月13日(金) 10:00~ オアシス公園会場にて
6月上旬~下旬 商店街一帯で珍しい紫陽花鉢を展示
●「若松に玄関をつくる会」タイアップイベント:
6月8日(日)・15日(日)に、若松久岐の浜~スペースワールドを結ぶ30人乗りの洞海湾横断連絡船を運航
運航時間:午前9時15分頃~午後6時頃
定員になり次第、随時運航。荒天の時は運休有り。乗船は無料
●若戸渡船タイアップイベント:
6月15日(日) 10:00~11:00、13:00~14:00
戸畑~洞海湾~若松のルートを渡船で周遊しながら、洞海湾周辺の歴史を学ぶ。
問合せ先:若松区役所まちづくり推進課
TEL:093-761-5321(内線262) FAX:093-761-6274
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◆(社)北九州貿易協会の「企業経営支援セミナー」
-企業不祥事の事例と再発防止-
昨今、コンプライアンス違反、或いはリスク管理の甘さを原因とする企業の不祥事が頻発している。また、最近の不祥事には企業経営にダメージを及ぼすものが多く、企業の存続に関わるようなケースも起こるようになってきた。
こうした状況を踏まえ、今回のセミナーでは下記内容を取り上げ、参加者に多くの事例を示しながら、より具体的な説明を行う。
(1)ビジネス環境の不正・不祥事、企業の社会的責任
(2)コンプライアンスを巡る最近の動向
(3)不祥事の予防と早期対策(コンプライアンス経営)
(4)企業の取り組み事例、成功・失敗事例の紹介
(5)質疑応答とアドバイス
開催日時:平成20年6月20日(金) 13:30~16:00(13:00 開場)
開催開場:北九州アジア太平洋インポートマート(AIMビル)8階 KTI小ホール
講 師:徳永・松崎・斉藤法律事務所 弁護士 永原 豪 氏
受 講 料:会員5,000円 会員以外7,000円(消費税込)
定 員:40名(定員になり次第、締め切り)
問合せ先:
(社)北九州貿易協会 事業課 TEL:093-541-1969
(財)産業雇用安定センター福岡事務所 セミナー担当 TEL:092-475-6295
(北九州駐在事務所 セミナー担当 TEL:093-531-7806)
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