アプライド(株)(本社:福岡市博多区、岡義治社長)は、5月22日、平成20年3月期 決算(連結)を発表した。
それによると、売上高は29,046百万円、経常利益は510百万円、当期純利益は161百万円となっている。
当期は、新たな顧客層の拡大を図るため、積極的にM&Aを行ったとしている。
2007年10月に、(株)コムロードを子会社化し、(株)フィールテックを設立。2007年12月には、(株)ウインクを子会社化し、グループにおいて子会社5社を擁する体制を整えた。
店舗展開においては、「アプライド」の新設店舗として、2007年4月に金沢店(石川県)、2007年7月に高槻店(大阪府)をオープン。さらに、コムロードの子会社化により、パソコン専門店「コムロード」の4店舗、テレビゲーム専門店「シータショップ」の14店舗、化粧品専門店「ハウズ」の9店舗、合わせて27店舗が増加し、うち2店舗を閉鎖したことにより、当年度末の店舗数は、48店舗となった。
当期の利益面においては、在庫回転率向上のための商品供給体制の見直しや、取引条件の見直しによるリベートの獲得、経営資源の効率化及び経費の圧縮などに取り組み、利益の確保を図ったものの、インセンティブ収入の減少や、退職給付引当金の基礎率の見直しによる退職給付費用の増加などがあったとしている。
なお、当連結会計年度より連結財務諸表作成会社となったため、前連結会計年度比は記載していない。
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