西日本鉄道(株)では、西鉄創立100周年として、平成20年6月より新デザインバスの導入を順次始める。初期導入は福岡地区62台。平成20年度中に福岡地区132台、北九州地区46台導入する予定だ。すでに5月3日には、どんたく広場にて花自動車の随行車としてお目見えしている。
同社は、新デザインバス導入の連動企画として、5月から「SMART環境プロジェクト」をスタートしている。地域の幼稚園や小学校の協力を求め「ひまわり」を栽培。その種から抽出した燃料を使い走行体験をおこなうという、環境負荷軽減への取り組みだ。
「あんしん」「あんぜん」「ときめき」を企業理念として掲げている西鉄。新車両の内装デザインには、細部に安心と安全の気配りが感じられる。また、外装にアクセントとして使われている落ち着いたパステルトーンは、白い車体の清潔感を際立たせ、上品で美しい。
企業ブランドとしての環境への意識の高さを、商品ブランドとしての車両デザインからも感じることができる。このバスを福岡の初夏に見かける日が待ち遠しい。
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