(株)梅の花(本社:久留米市、梅野重俊社長)は、5月23日、平成20年9月期 中間決算(連結)を発表した。
それによると、売上高は前期比44.0%増の14,938百万円、経常損失は84百万円、当期純損失は737百万円となっている。
当期は、2007年10月に(株)古市庵および(有)古市庵興産をグループ会社に加え、デパートなどでのテイクアウト事業を拡大した。
飲食事業については、仕入価格の上昇に伴い売上原価が増加していることから、3月より懐石料理およびランチメニューの販売価格を見直している。
これにより当期の店舗数と売上高は、梅の花業態66店舗(FC店1店舗含む)で売上高85億1百万円(前年同期比5.5%減)、チャイナ梅の花業態4店舗で売上高3億56百万円(前年同期比7.2%減)、かにしげ業態3店舗で売上高4億60百万円(前年同期比9.4%増)、寿司テイクアウト店業態129店舗で売上高47億25百万円(前期は連結対象外)、梅の花テイクアウト店業態14店舗で売上高4億27百万円(前年同期比45.1%増)、その他業態13店舗で売上高4億66百万円(前年同期比69.7%増)、前期末比141店舗増の229店舗(FC店1店舗含む)になったとしている。
営業利益、経常利益は、外食事業について売上高の低迷および原材料費の高騰により売上総利益が低下し、パートタイマーおよびアルバイト賃金の高騰などにより人件費率が増加した。古市庵および古市庵興産がグループ会社となったことで、のれん償却費として80百万円発生し、また、古市庵のデリバティブ取引による評価損2億38百万円発生し、前期に比べ減少した。
特別損失においては、店舗閉店に伴う損失59百万円、遊休用地および古市庵29店舗の減損損失3億50百万円を計上したとしている。
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