(株)ワールドオーシャンファームは、魚介類の養殖、事業への投資、不動産業、有価証券等への投資、労働者派遣など複数の顔を持っていたが、エビ養殖事業への投資を勧誘する際の、資金集めの商法が問題とされ、昨年7月には詐欺容疑で警視庁の家宅捜索を受けた。その後、同社の実態を疑問視する報道も多くなり、12月には被害対策弁護団が結成され、3月21日には一部会員の債権者により破産手続開始が申し立てられていた。被害対策弁護団が把握している債権者は、現状で約7000名、被害総額は約600億円とされている。
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