(株)アプレック(本社:北九州市小倉北区、西野達也会長兼社長)は、5月26日、2007年11月14日に公表した業績予想の修正と特別損失の計上を発表した。
修正の理由について、営業収益については、商業手形割引料および証書貸付の利息・手数料合計において、与信強化が起因し融資金額の減少に伴い、債権残高が大幅に低下したことにより前回予想を約30百万円下回ったため。
営業利益については、利息返還関連費用が約50百万円増加したこと、また3月3日締結の中小企業保証機構(株)、日本振興銀行(株)ならびにNISグループ(株)との資本業務提携に係わる合意書に基づき、保証料約72百万円の計上および企業再構築関連費用の計上を主な要因として、販管費および一般管理費が約99百万円増加したことにより、117百万円減少の△744百万円となったため。
経常利益については、営業外費用に2007年12月25日公表のNISグループに対する第三者割当による新株式発行および2008年3月4日公表の中小企業保証機構、(株)SBG(現中小企業人材機構(株))、日本振興銀行に対する第三者割当による新株式発行に伴う株式交付費として約5百万円計上したことにより、121百万円減少の△738百万円となったため。
当期純利益については、当社賃貸用不動産の土地・建物の帳簿価額を正味売却価額により測定した回収可能価額まで減額。当該減少額を減損損失として約12百万円及び債権譲渡に伴う債権売却損を約100百万円、それぞれを特別損失に計上し、また、貸倒引当金繰入限度超過額や補償料否認などを考慮した課税所得計算の結果により275百万円の法人税などを計上したためとしている。
◇平成20年3月期 通期業績予想数値の修正(平成19年4月1日~平成20年3月31日)
【営業収益】
前回発表予想:2,059百万円
今回修正予想:2,041百万円
増減額:△18百万円
【営業利益】
前回発表予想:△627百万円
今回修正予想:△744百万円
増減額:△117百万円
【経常利益】
前回発表予想:△617百万円
今回修正予想:△738百万円
増減額:△121百万円
【当期純利益】
前回発表予想:△705百万円
今回修正予想:△1,187百万円
増減額:△482百万円
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