(株)ドラッグイレブンの08年2月期決算は、売上高が0.3%増の397億5,700万円、営業利益が6.2%減の9億4,400万円、経常利益2.1%増の6億3,200万円だった。
経常増益になったのは、JR九州グループの資金管理部門から借り入れるようにしたことで、金利負担が減ったため。当期純利益は不明だが、減損会計適用とポイントカードのポイント引当金を計上した上で黒字を確保したもよう。
当期は九州旅客鉄道の子会社になってから初の決算。7店を出店したが5店を閉鎖、店舗の純増が2店にとどまったため、全体の売上は伸び悩んだ。既存店は0.7%増と前年をやや上回った。
09年2月期は二ケタの10店を出店するが、スクラップも5店を計画。売上は402億円を見込む。4月からドラッグストアの共同仕入会社WINグループに加入し、仕入原価の引き下げを図る。
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