圧倒的な情報力で福岡市政を斬る!【MAXふくおか市政ニュース】
01●独走スクープ 私的使用常態化か!?
吉田福岡市長 公用車タクシー代わり 決定的事案発覚!
02●シリーズ地方財政
「大責任転嫁時代」をどう生き抜くか(夕張編)
その21 「お上」の財政状況概観(2)
03●ファントム墜落40年シンポジウム開催
●独走スクープ 私的使用常態化か!?
吉田福岡市長 公用車タクシー代わり 決定的事案発覚!
◆「自宅まで送ってもらった」 市長・秘書課 強弁根拠崩れる
吉田宏福岡市長が昨年12月、女性二人を市長公用車に同乗させ、タクシー代わりに使用していた問題で、新たな事実が発覚した。
この問題について、市秘書課長が「Nさんに聞け」としていた地元経済人N氏に取材したところ、吉田福岡市長から市長公用車に乗せてもらい、自宅まで送ってもらっていたと明言、市長公用車をタクシー代わりに使用していた新たな事例が判明した。
N氏は、どのような会合でいつだったかは記憶にないとしながらも、吉田市長と何かのパーティで一緒になり、「吉田市長から『一緒に帰りませんか』と誘われ自宅まで乗せてもらった」と明言した。
これまで吉田市長も市秘書課も、女性二人を同乗させたことについて、公務と公務の間の出来事、次の公務遂行のために同乗させたのだから「なにが問題なんだ」と強弁してきた。
しかし、今回判明した事例は、明らかに私的な公用車使用。公務終了後の帰宅のための公用車に、近所の知人を乗せたということに過ぎない。まさにタクシー代わりであろう。
吉田市長の知人で、帰り道だからといっても、公用車に自宅まで同乗させ、送り届けるという行為は、特定の人への便宜供与と言われても仕方がない。
しかも、後日ではあるが、そのN氏から頼まれ、市長が「知らない人」とする女性二人を、また公用車に同乗させ次の場所まで送ったことになり、N氏との関係だけが突出した形となっている。
いずれにしても、市長公用車が複数回にわたりタクシー代わりに使われていたという事実は、市民からすると理解し難いものではないだろうか。
吉田市長が、かくも軽い感覚で市長公用車を使っていることは、まさに公人としての自覚を欠いているということに過ぎない。
同時に、市長や市秘書課が拠り所としてきた「公務」と「公務」の間に女性二人を同乗させたのも「公務の一環」だから「全く問題ない」という論拠は崩壊したと言えよう。
また、N氏に対する取材により、他にも新たな疑惑も判明した。詳細は明日からのMAXふくおか市政ニュースで報じることになる。
(特別取材班)
●シリーズ地方財政
「大責任転嫁時代」をどう生き抜くか(夕張編)
その21 「お上」の財政状況概観(2)
では、日本国の借金はいったいどれほどなのか。財務省のホームページによると、平成19年度では国債残高は547兆円となり、国民一人あたり428万円となっている。
ところが、である。あくまでこれは「表向き」の数字に過ぎない。
国債の他にも借入金・政府保証債務残高を合わせると、政府の直接の債務である国債、政府短期証券(FB)、借入金の残高の合計が07年3月末で834兆3786億円となる。
恐ろしいのはこれは政府部門の支出に過ぎないのである。なぜか、財務省のホームページには、「特殊法人」の抱える債務残高は触れられていないが、準政府部門といってもいい特殊法人の抱える債務を加えると1000兆円を超えると言われている。
この「1000兆円」という債務残高を聞くと、心が暗くなるばかりだが、一方で、こういう話もしばしば耳にする。
「日本は個人資産が1200~1400兆円あるから大丈夫」また「日本(政府)の持っている資産、あるいは海外に対する債権も膨大だからそれらを割り引いて考えれば、借金の額はもっと小さくなる」という意見だ。日本国の資産総額から、借金である負債を差し引いた残りは、マイナス200兆円ぐらいだと言われる。
確かに、「バランスシート上」では、負債に見合った資産は存在する。しかし、政府保有の「金融資産」は、そのほとんどが「(財政投融資の)貸付金」だが、不良債権化が進んでいると推定され、300兆円近くの貸付が、実際は150兆円程度ではないかと思われる。また、「固定資産」は、減価償却が十分に行われておらず、額面どおりの価値はない上に、売却することが困難と推定されるのだ。例えば、道路やダムは国の固定資産だが、これを売って、借金の返済に充てることなどはできない。
つまり、貸付金の不良債権化が予測される分と、固定資産の分を除いて考えれば、マイナス200兆円どころではなく、マイナス500兆円ほどになるのである。
では、なぜ日本の借金はこれほどふくらんだのだろうか。(つづく)
日下部晃志
1968年6月2日に起こったファントム戦闘機の九州大学墜落事故から、間もなく40年を迎える。40年という節目を迎えるにあたり、「市民と共に九州大学の歴史を未来につなぐ会」が、シンポジウムを開催する。
日時:5月31日(土)13:30~17:00 ※13:00開場
場所:九州大学箱崎理系地区(旧工学部)本館大講義室
内容:(1)13:30~ 映像上映
13:45~ 証言「ファントム墜落から機体引き下ろし、迷宮入りまで」
(2)15:00~ シンポジウム
「創ろう地球平和・築こう格差のない社会、そして問い直そう大学の今」
参加費:無料 ※資料販売:有料
主催:市民と共に九州大学の歴史を未来につなぐ会
問合せ・連絡先/桂木健次(福岡工業大学社会環境学部 TEL:092-606-6183)
村岡五十次(社会保険労務士 TEL:092-661-0601)
森山沾一(福岡県立大学人間社会学部 TEL:0947-42-1628)
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