コカコーラウエストホールディングス(株)は28日、子会社の清酒メーカー、鷹正宗(株)〔本社:久留米市大善寺町、三宅俊樹社長〕の全株式を、6月16日に(株)原武商店〔本社:久留米市荒木町、原武康弘社長〕へ譲渡することを発表した。譲渡金額は非公表。コカコーラウエストホールディングスは酒類製造販売業から撤退し、経営資源を飲料事業に集中させたいという狙いがある。譲渡先の原武商店は大正13年創業の老舗酒類卸売業者。リラックスという屋号の酒類販売チェーン店をFC展開しており、現在、福岡、佐賀、長崎、大分に98店舗。年商は2006年6月期連結で売上高約40億円を計上している。鷹正宗の2007年12月期の売上高が47億9,700万円であるため、譲り受け後、原武商店は連結で売上高約90億円企業となる。
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