福岡商工会議所の「新福岡空港問題特別委員会」(委員長:久保長副会頭=コカコーラウエストホールディングス最高顧問)は22日の委員会で、新空港の建設を支持する方針を決定した。正式には6月25日の常議員会を経た後、記者会見で表明し国や県に要望書を提出する予定になっている。
新空港建設を支持する理由として、現空港の増設より発着の容量が大きいこと、24時間発着できること、都心部の高さ制限が緩和でき再開発につながることがあげられている。
福岡空港をどうするかをめぐっては、「新福岡空港促進協議会」(会長:鎌田迪貞=九州電力相談役)はすでに4月、新空港の海上建設促進を表明している。また、国や県、福岡市でつくる福岡空港調査連絡調整会議は、ステップ3で、玄界灘に新空港を建設する2案と現空港の拡張増設案を示し、ステップ4の中で今年中に結論を出すことになっている。