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01◆北九州を元気にするには―トップインタビュー
吉田時計店/めがねのヨシダ 吉田清春社長に聞く
02◆北九州市の水事情―福岡市と比較して
03◆九州国際大学 来年度から「リスクマネジメント・コース」を新設
◆北九州を元気にするには―トップインタビュー
吉田時計店/めがねのヨシダ 吉田清春社長に聞く
~創業明治18年、代々の信念を持った経営で、123年間赤字決算を出すこともなく、地元のお客様に長く安心してお付き合いいただいています~
【吉田清春代表取締役社長のプロフィール】
1951年3月生 北九州市門司区出身 西南大学法学部1974年卒業
大阪のヤノ時計店で2年間修行後、実家の吉田時計店に戻る
2001年より4代目の代表取締役社長
地元門司にまつわる曲の作詞家でもある 主な曲として『レトロの街「恋のはね橋」』、『門司港レトロ音頭』、『バナちゃん音頭』など
―――――老舗の時計・めがね店として、北九州のみならず福岡県内でも名を馳せている吉田時計店・めがねのヨシダの秘密は何でしょうか。
吉田:
当社は初代が佐賀で明治18年に起業し、明治27年に門司に支店を出しました。当時建てられた門司の店舗は、銀座和光に似たオシャレな建物で非常に話題となりました。
http://www.nsr-kitaq.net/shop/yoshida.html
残念ながら戦災で全てがなくなりましたが、敗戦後、二代目が戦時中にお預かりしていた修理中の時計を一軒一軒お客様のお宅にお届けして信頼いただき、三代目が2坪の仮店舗からやり直して再起することができました。
当社の代々の社長はそれぞれの経営哲学を持っていました。
初代の哲学
「決して保証人になるな。人様の保証ができるほどうぬぼれてはいけない」
二代目
「決して店を多店舗化するな。大きくすると内部から崩れる」
三代目
「正しい納税をせよ。納税した分、会社に力がつく」
そして四代目の私で、少々気恥ずかしいのですが
「地域の人に喜ばれることをしよう。地域の人こそ店を支えて下さる」
10年ほど前に、『商人』を執筆中の永六輔と対談させていただいたことがありますが、永さんもうちの二代目と同じように「店と屏風は拡げすぎると倒れる」と言っておられました。
こうした経営哲学が、地元のお客様にご理解いただいたお陰で123年間赤字を出さずにお店を続けられたのだと思います。
(吉田時計店・めがねのヨシダのホームページは下記のとおり)
http://www.yoshida-moji.com/
取材 松尾潤二
続く
雨のスタートとなった今日、北九州の郊外では田植えのため水を張った田んぼが多く見られるようになっている。
6月に入りもうすぐ梅雨、北九州の水事情を見てみようと思う。
北九州市は福岡市と比べて夏場の渇水問題が少ないと言われるが、実際その数字はどんなものだろう。
北九州市の水源となっているダムの貯水量を調べた。
対する、福岡市のダムの貯水量は
現時点で、北九州市は貯水率が79%と福岡市よりも低く、福岡市は逆に現時点での貯水率は85%を超えて夏場の水も大丈夫そうだが、実際の貯水可能量と人口一人当たりを比べてみると
貯水率では北九州市は現時点で福岡市よりも少し低いものの、満水時の容量は約1.6倍、一人当たりで見ると水瓶の大きさは倍以上である。
ついでに、主要政令都市の水道料金を比較してみると
北九州市は名古屋市、川崎市に次いで水道料金が安い都市である。
名古屋、川崎、北九州と第2次産業が盛んな地域は、工業用水需要にそなえ、水源全体の確保が進んでいた成果だろうと分析できる。
エネルギーと食料の自給率向上と同様に、市民の安全な暮しを守る意味で、「安全で安定した水」の確保は、各国にとって、各都市にとって重要な課題である。
北九州は、企業誘致や人口増加対策にもっと自信もって「我が北九州にはいい水がいっぱいある!」と言ってよいのではないだろうか。
取材 松尾潤二
◆九州国際大学 来年度から「リスクマネジメント・コース」を新設
九州・山口の大学で初のリスクマネジメント(危機管理)を学ぶコースが九州国際大学に誕生する。災害や事故発生時に、即座に対応できる知識を学ぶことで、地域社会に貢献できる人材の育成が狙いだ。
九州国際大学法学部では、2008年(平成21年)から、警察・行政・企業部門におけるリスクマネジメントを学ぶため、「リスクマネジメント科目群」を設置し、「リスクマネジメント・コース」を開始する。
同コースは、法学部のカリキュラムの内、約20単位で構成され、「リスクマネジメント実習」では、警察や行政など実地体験できる部署でのインターシップを計画。2年次からのプログラムを履修するためには、学部で定めるGPA(成績評価点平均)の最低基準を超えることが条件になっている。初年度の受講学生数は各学年30名程度。
警察官をはじめとする公務員志望者の1次・2次試験対策や、実践的な問題解決型のアプローチを特徴とする同コースの講師陣は、警察、行政、自衛隊、民間企業等の専門家や有識者など多彩。国及び自治体における「危機管理」のスペシャリストや、直木賞作家も教壇に立つ予定だ。
問合せ先:九州国際大学法学部
093-671-8916(入試広報室) http://www.kiu.ac.jp
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