聞き手:辛口主婦Mさん <敬称略>
―――大須賀さん、大畑さんこんにちは。 最初に今のお仕事に就かれたきっかけとか、なぜこのお仕事を選んだのかとか教えてください。
大須賀 私は、結婚前は同じ服飾関係の(株)三愛に勤めていたんですが、結婚を機に退職して専業主婦をしていました。子育ても一段落した頃に、この『ゆめタウン博多』ができると言うことを聞いて、もう一回働こうという気持ちになりました。実家も近かったので、子供のことは多少甘えてしまいましたけど。職種については、やはりブランクをおいての職場復帰ですので、まったく違う業種の仕事に就くのは不安でしたから、私にとっては理想的な職場だったと思います。
大畑 私もこの『ゆめタウン博多』がオープンした時から働いていますが、私の場合は、求人広告を見て、食品売場のレジ打ちのお仕事ができればという軽い気持ちで応募しました。売場に立って仕事をしたいという気持ちは特になかったんですが、やってみると直接お客様とお話できる仕事と言うのはやりがいがあるなと感じています。
―――お二人はこの『ゆめタウン博多』の中でトップクラスの売り上げを誇る販売員だとお聞きしていますが、どこに秘訣があるんでしょうか。大須賀さんはこの売場の売り上げのうち3分の2弱を売り上げていらっしゃると聞いていますが?
大須賀 私なんかよりもっと優秀な販売員はたくさんいますよ。そういう方たちに負けないようにがんばらなきゃと言う思いで取り組んでいます。私が心掛けているのは、あたりまえのことですが、まず、お客様第一と言うことです。それと、お客様一人一人に自分をアピールして印象付けていくために、自分の表情、心配り、心遣いをモットーに接客しています。特に、自分がお店でしてもらうと嬉しいことはお客様も嬉しいはずだということは常に考えています。
―――具体的にはお客様にどのような働きかけをしていらっしゃるんですか?
大須賀 サイズミセスコーナーという大きいサイズを求める限られたユーザーのお得意様が多いですから、いつでもこちらからお声掛けして、それもきちんとお名前を呼ぶようにしています。持ち場以外でお見かけしても、お変わりありませんかと挨拶したり、新商品のご案内、前回購入していただいた商品はいかがでしたかとか、できるだけコミュニケーションを図るようにしています。(つづく)
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