★☆目次★★
01◆北九州を元気にするには―トップインタビュー
吉田時計店/めがねのヨシダ 吉田清春社長に聞く その4
『新北九州空港』という曲の作詞も手掛けました
02◆北九州の環境企業を探る
「家づくりはスローライフ」九州杉とOMソーラーのエコ住宅
㈱サン建築工房 武谷昌典常務に聞く その2
03◆シリーズ:<北九州の元気>
-がんばってます!まちのNPO-(7)
北九州コミュニティビジネス研究会
04◆「北九州市自分史文学賞」第19回作品の募集始まる
01◆北九州を元気にするには―トップインタビュー
吉田時計店/めがねのヨシダ 吉田清春社長に聞く その4
『新北九州空港』という曲の作詞も手掛けました
Q:「門司を美しくする会」はどのような活動をしているのでしょうか。
吉田:3年前に門司区内で活動するまちづくり団体やボランティア. サークルなど 15 団体で発足した「門司を美しくする会」も平成 20 年には32団体となり、延べ1000名以上の方が、定期的に門司区内のゴミ拾いや落書き消しの活動を行っています。
子どもと年配の方がペアになって清掃活動をしたり、地域間、年代間の交流にもつながっています。
http://www.city.kitakyushu.jp/file/51051000/syuyoujigyo/nobiyukumoji/kaseika-3.pdf
門司を美しくする会
レトロ地区の観光客は年間220万人ぐらいですが、この数字を400万人に目標上げるよりも、品のいい、きれいな街を楽しんでいただける方にできるだけ集まっていただきたいと思っています。
Q:これから北九州や門司の街をどのようにしていきたいでしょうか。
吉田:北九州は五市合併してできた街で、今でも、小倉の人、八幡の人、などと昔の地域性が強く残っています。
でもこれこそが、北九州の文化であって、無理やり同一化する必要はなく、むしろ門司らしさ、若松らしさ、戸畑らしさを出していけばいいのです。
その中で、門司の街は戦前戦後の歴史を通じていろいろな文化が流入して、外国からも含めてですが、オシャレで品性のある街でした。
是非この品性を守って、地域の住民が主体となって安全で安心なまちづくりを進めることができればいいなと思っています。
Q:吉田社長は地元をテーマにした曲の作詞を多く手掛けているそうですね。
吉田:人間生れて必ず死んでいきます。
私もいつか人生が終わることが来ると思いますが、「門司みなと祭」が続く限りは、私が作詞した2曲の歌が歌われて、踊られると思います。ありがたいことです。振付の米沢先生や踊って下さる方に感謝いっぱいです。
最近、『新北九州空港』という曲の作詞も手掛け、山本譲二さんにレコーディングしていただきました。
まだ発売には到っておりませんが、北九州空港や、北九州の観光振興に役立てばと願っています。
吉田時計店・めがねのヨシダのホームページ
http://www.yoshida-moji.com/
取材 松尾潤二
02◆北九州の環境企業を探る
「家づくりはスローライフ」九州杉とOMソーラーのエコ住宅
㈱サン建築工房 武谷昌典常務に聞く その2
Q:具体的にOMソーラーハウスというのはどういう仕組みなのですか。
武谷:これからの夏の季節で言うと、太陽の熱で温められた空気は、昼間貯湯槽の水を温めることに利用します。
二つ目は、床下換気ファンボックスから昼間建物北側の空気をいったん室内よりも温度の低い床下に送り込んでから室内に取り込みます。
そして快晴で雲のない夏の夜は、放射冷却現象を利用して涼しい外気を室内に取り込みます。
寝苦しい湿気は送り込む途中の過程で結露して、乾いていくので自然の除湿機の働きもあります。
http://www.sunken.co.jp/om.html
冬場も屋根に降り注ぐ太陽の光を熱にして床下に送り込み、蓄熱コンクリートに熱を蓄え、外気温が下がるころから放熱を始めて、床を暖めていきます。
建築費用はだいたいの目安ですが、坪60万円前後で多少高いかもしれませんが、既に当社では100戸以上の実績があり、自然の恵みを好まれるお客様からご評価いただいています。
Q:間取りの特徴はあるのでしょうか。
武谷:家づくりはスローライフだと思っています。
スローライフとは、大量生産やスクラップ&ビルドの考え方ではなく、地産地消や、健康と環境への配慮、持続可能な社会を目指すことなどですが、住宅も家族の生活スタイルとともに成長・変化していかなければなりません。
家を建てた時に小さかったお子さんも、段々成長して個室が要るようになります。成人してそのお子さんたちも外に出ていき夫婦2人の生活に戻るようになるかもしれません。
そうした変化にリフォームがしやすいように最初から考えた間取りを私たちはご提案しています。
お客様と人生の長いお付き合いができるように、最近はリフォームにも力を入れております。
サン建築設計のホームページ
http://www.sunken.co.jp/index.html
取材 松尾潤二 …続く
03◆シリーズ:<北九州の元気>
-がんばってます!まちのNPO-(7)
北九州コミュニティ・ビジネス研究会
http://kcb.michikusa.jp/
近年、地域活性化の面からコミュニティ・ビジネス(CB:Community Business)が脚光を浴びている。
コミュニティ・ビジネスとは、地域住民が主体となり、地域の資源を活用して、地域課題の解決をビジネス的な手法で行なう事業のこと。
地域の人材やノウハウ、施設、資金を活用することによって、地域における新たな起業や雇用の創出、働きがい、生きがいを生み出し、地域コミュニティの活性化に寄与するものと期待されている。経営主体も有限会社、NPO法人、協同組合などさまざまだ。
また、コミュニティ・ビジネスは指定管理者制度、構造改革特区、市場化テストといった制度との関係性も深く、新しい公共の担い手として、社会的事業、ソーシャルビジネス、ソーシャルアントレプレナー(社会的企業家)などとの共通点も多い。
北九州市を取り巻く社会経済環境を改善するためには、地域経済の活性化と共に、働き甲斐のある職場の確保や、地域コミュニティの再生が重要と考える吉武聡さんが、「北九州コミュニティビジネス研究会」を設立したのは平成17年1月。
以来、北九州市にコミュニティ・ビジネスを定着させるため、NPO活動支援や関連セミナー開催など、さまざまな活動を展開している。
「行政に任せきりでは課題解決につながらない。これからは市民一人一人が主体的に解決していくことが必要」と語る吉武さん。「我々は北九州市民として、まちの衰退を看過できない」と力説する。コミュニティビジネスを学問的・実践的に探求するため、北九大社会システム研究科に進み、一昨年、博士学位を取得した。
吉武さんが発起人代表を勤める「北九州コミュニティビジネス研究会」では、市民の立場からコミュニティビジネスのあり方や支援策を考える勉強会を、毎月1回、開催している。
今月の勉強会では、コミュニティビジネスの中の「ビジネス」の部分に注目し、検討・再確認を行ない、コミュニティビジネス成功の鍵を探す。
開催日時:平成20年6月18日(水)18:30~20:00
会 場 :市民活動サポートセンター(小倉北区大手町ムーブ1F)
テーマ :「コミュニティビジネスでの創業と成功のポイント」
ゲストスピーカー:九州共立大学経済学部助教授 増田幸一氏
参加費 :300円
問合せ先:北九州市 市民活動サポートセンター
TEL: 093-562-5309 FAX:093-562-5310
または、Email: S.Yoshitake [neo1960@yahoo.co.jp]まで
森脇喜一
04◆北九州市自分史文学賞」第19回作品の募集始まる
1899年(明治32年)6月から4年間ほど、第12師団の軍医部長として小倉で過ごした森鷗外は、無名の人物たちを取り上げた「史伝もの」を数多く残している。
文化の薫るまちづくりをどのように進めていくか。市の文化政策のあり方について議論の末、鴎外の伝記文学にちなんだ「自分史文学賞」が生まれた。
平成2年の創設以来、毎回多数の応募作品が寄せられ、昨年度は377点の応募作品の中から、鈴木政子さん(神奈川県在住)の「わたしの赤ちゃん」が大賞を受賞した。
生涯学習の一環として、自分史を書くことがカルチャーセンターなどで広く取り上げられている。プロの限らず、多くの人々が比較的容易に執筆できる点が「自分史文学賞」の特徴だ。
応募者の年齢層は50歳以上が9割以上を占め、昨年は70~79歳の作品が145点。高齢化の進む社会事情を反映して、自分の人生体験そのものに積極的な意味を見出そうとする年代の作品が多く寄せられた。
今年度(第19回)も以下の要領で力作を募集している。
募集作品の内容:
体験を中心に自らのあり方を綴ったもの、又は、自分自身に大きな影 響や感銘を与えた人物(肉親、恩師など)の生き方を描いたもの。日本語で書かれたノンフィクション、自作、未発表の作品に限る。出版社等が作成を手伝ったものは該当しない。
応募資格:特に無し。ただし、故人による応募はできない。
応募期間:平成20年7月1日から平成20年9月30日まで(当日消印有効)
審査委員:柴田 翔、岩橋邦枝、佐木隆三
各賞:
大 賞 1名 賞金200万円〔(株)学習研究社による単行本発刊予定〕
佳 作 2名 賞金各50万円
北九州市特別賞 1名 賞金 30万円
問合せ先:北九州市企画文化局文化振興課「自分史文学賞」係
TEL:093-582-2391
FAX:093-582-2677 ki-bunka@city.kitakyushu.lg.jp
森脇喜一
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