6月10日、福岡県警捜査二課と小倉北署は、2006年12月に経営破綻し、会社更生法を申請し約180億円の負債を抱えた地場スーパー運営会社「石原商事」(北九州市)の元会長・石原浩二容疑者を、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕した。
同社は今年2月に同地裁より更生計画が許可されており、地場スーパー「丸和」(代表:根石義浩、本社所在地:北九州市小倉北区)の100%子会社になっている。
石原商事は、2003年7月から2005年5月にかけて約2億9,000万円を増資したとして登記した。しかし、そのうちの約1億7,000万円分は石原商事の資金を流用したと見られる。
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