▼▽ 本日の記事・目次 ▽▼
◆01 原水禁福岡県民会議、核廃絶・平和行政に関して要請
◆02 改革派前市長による希望の提言(3) 木下敏之前佐賀市長
首都圏に埋められた時限爆弾 1
◆03 対アジア拠点空港としての北九州空港整備考 その50回
北九州エアターミナル(株) 社長 奥野照章 氏(5)
原水爆禁止福岡県民会議(浦田哲也代表)は13日午後、麻生福岡県知事あてに「核廃絶・平和行政に関する要請」を行い、5点にわたる要請事項を手渡した。
原水禁福岡県民会議は、8月の被爆63周年原水爆禁止世界大会成功に向け活動を進めているが、本日の要請は「今こそ自治体が先頭に立って地域から核の恐怖を取り除き、『核と人類は共存できない』ことを原点に、『ふたたびヒバクシャをつくらない』ための取り組みが必要」としてそのための要請事項を手渡した。
要請事項は、次の5項目である。(以下、抜粋)
◇1◇
「平和推進課(係)=仮称」を設置し、「日本非核宣言自治体協議会」へ加入し、「非核・平和宣言」自治体であることを住民にアッピールし、非核・平和の自治体行政を推進してください。
(今年度は特に県庁一階ロビーの展示コーナーに八月六日~九日までの間、「原爆資料写真展」等を積極的に展示してください。ほかに8つの具体的要請事項)
◇2◇
「被爆者援護法」を国家補償と被爆二世への適用を明記した「被爆者援護法」に改正するよう国に求め、原爆被害者への支援を強めてください。(2つの具体的要請事項)
◇3◇
「非核法」の早期制定を積極的に国に求めて下さい。
◇4◇
クリーンエネルギー政策を推進して下さい。
◇5◇
沖縄から九州各県をつないで長崎につなぐ「被爆63年、子どもたちに核のない未来を!非核・平和行進」へのご支援、ご協力をお願いします。
行政コラム・改革派前市長による希望の提言(3)
木下敏之前佐賀市長
《首都圏に埋められた時限爆弾 1》
■横浜市の75歳以上人口は三倍に急増!
私は、現在は横浜市に住んでいますが、一見すると、新しいビルやマンションの建設が続き、また中華街は休日ともなるとすごい人出となります。とても景気がよく、将来もこのままで行くのではないかという気分になります。
しかし、これからの人口の予測を見ると、決して楽観できる状況ではありません。
具体的に、国立社会保障・人口問題研究所の発表している将来人口予測を使って2000年と2030年の高齢者数の変化を比較して見ましょう。いま、後期高齢者医療制度が問題になっていますが、これからの福祉や介護問題を考えると、単に65歳以上の高齢者の推移を見るだけではなく、75歳以上ではどうかということを見ていく必要があります。
85歳以上になると四人に一人が何らかの認知症(少し前までは「痴呆症」といっていました)の症状が出ますので、いずれは85歳以上人口の把握も必要となるでしょう。
そして、以下のグラフのように、横浜市の75歳以上人口は30年で3.2倍となり、2000年から2020年までの20年間で約29万人も増えるのです。
つづく
★木下敏之前佐賀市長講演、「財政破綻を防ぐための体験的自治体経営論」
6月26日(木)福岡市内にて
〔詳細はこちら〕
https://www.data-max.co.jp/2008/06/05/080605_kinoshita.pdf
120回連載
★対アジア拠点空港としての北九州空港整備考 その50回
★☆”「小さく生んで大きく育てる」24時間稼働のエアターミナルから(5)
北九州エアターミナル株式会社 代表取締役社長 奥野照章 氏
《貨物拠点空港として》
記者/
07年10月までの航空貨物取扱量は5150トンで旧空港時代の05年の374トンと比較すると驚異的な伸びといえます。
奥野/
現在、貨物航空会社・ギャラクシーエアラインズ(東京)が羽田便を深夜に運航しています。クリスマス用のシクラメンや傷付きやすく陸送では遠方への出荷が困難であったイチジクなどを空輸し、地域の農産品新興に貢献しています。
昨秋には、ボジョレ・ヌーボーを満載した国際貨物チャーター便を受け入れました。日本通運は、旅客便として就航している上海線を利用して中国向けの荷を取り扱っていますが、去る2月には同空港を発地として荷を出せる海外の着地を11ヶ所広げました。このように実績を積むことで、国際貨物についても将来は定期便を飛ばしたいですね。
《今後、空港をどう育てるか》
記者/
最後に空港の将来像をお聞かせください。
奥野/
北部九州の中で、北九州空港をどう位置付けるのかという議論がまず必要ですが、私としては、24時間運用の特色を生かし、貨物を中心とする国際化に向けた整備、具体的には、今後、滑走路延長等に取り組むべきだと思っています。
記者/
本日は、ターミナルビルから見た視点で、北九州空港の今後についてお話を伺い、大変参考になりました。ありがとうございました。
奥野/
こちらこそ、ありがとうございました。
おわり(文・構成 清田進)
━ PR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆MAXふくおか県政ニュースご高覧誠にありがとうございます。
ご意見・ご感想を左記メールにて受け付けております。https://www.data-max.co.jp/toi.htm
◆毎日更新(土・日・祝日を除く)で必読の新鮮な情報が目白押し!
福岡の企業情報サイトデータ・マックス『ネットIB』 https://www.data-max.co.jp/
◆「MAXふくおか県政ニュース」は、「ブレインメール」のシステムを使用し、配信中。
http://www.blaynmail.jp/news/topics/20070301.html
配信不要の方は、「配信不要・県政ニュース」とご記入し、下記アドレスまで。
webmaster@data-max.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事へのご意見はこちら