★☆目次★★
01◆ハイパー町おこし人間、門司港名物バナナマン
そして経営コンサルタント…街づくりを熱く語る
~合資会社「じじやのひもの」秋武政道社長に聞く その2~
02◆ロボット軍団が明日一斉蜂起!?
03◆東アジア経済交流推進機構(OEAED)のお勧めセミナー
<中国ビジネスセミナー:アジアビジネス資金調達支援プログラム>
04◆「パーツネット北九州」共催
~自動車産業新規参入・取引拡大セミナー~
01◆ハイパー町おこし人間、門司港名物バナナマン
そして経営コンサルタント…街づくりを熱く語る
~合資会社「じじやのひもの」秋武政道社長に聞く その2~
「門司港街なか商業活性化プロジェクト」(通称MMP)を立ち上げました。
栄町商店街の「バナナ伝説」の前で秋武社長
Q/
最近のまちづくり活動ではどういうことを手掛けているのでしょうか。
秋武/
一昨年2月、インターネットのミクシイの中で作ったまちづくり団体「門司港コミュニティ」が最近では私の活動の中心になっています。
現在、門司港コミュニティの登録メンバーは923名にもなっていて、20代、30代のメンバーが多いのが特徴だと思います。
ご存知のとおり、ミクシイは紹介者からメンバーが広がっていく仕組みで、別に門司港在住でなくてもいい訳です。地元で実際に活動するメンバーは数十人なのですが、大学教授やマスコミ関係者、サラリーマン、学生、公務員と幅広い立場の人達が自由にアイデアを提供してくれ、議論も公開されていますので、予想以上に活発な意見交換ができています。
Q/
具体的にはどのような活動をしているのでしょうか。
秋武/
門司港清滝地区にあった料亭「三宜楼」の建物を保存する運動を行ったり、レトロ地区の観光だけでなく、もっと広く門司港の商店街の活性化につながるように「門司港街なか商業活性化プロジェクト」(通称MMP)を立ち上げたりしています。MMPでは、今年2月の会議で中央市場や小原市場など門司港地区商店街を活性化させるイベントを企画し、この5月23日に「懐かしの市場まつり」を開催したばかりです。
(商店街の場所はこちらのサイト参照)
門司港レトロ地区への観光客は数年前のNHK大河ドラマ「武蔵」をピークに減少傾向が続いています。この傾向を建て直し、商業にも活気をつけるためには、レトロ地区からもっと広い範囲へ観光客を呼び込む仕掛けが必要となります。またせっかくレトロに観光客が来ても滞在時間が短い訳です。
この観光客を回遊させる方法として、老松公園に観光バスの駐車場を作り、「市場自体が昭和レトロ」の中央町商店街などにB級グルメののれん街を作れないかと考えたのです。
小倉中心部でもにぎわい作りとして「屋台村」の構想があるようですが、そのプロトタイプとして、5月23日に中央町商店街の空き店舗でバーベキューの飲食店を、小原市場では生鮮品をその場で食べられる店を出し、夜8時までテスト営業を行いました。なかなかの人気で、商店街の人達も最初は否定的だった方も、こういう試みの意義を理解いただけるようになったと思います。
取材 松尾潤二
続く
北九州のロボットベンチャー・テムザックを含む全国実用ロボット4社が、6月18日東京に集結し、新たな組織体を発表する
先週金曜日の日本経済新聞1面「時間との格闘・次の革新、自らの手で」にも取り上げられたテムザックだが、玩具とは異なる、実用ロボットの普及のため、同じく実用ロボットの開発販売を手掛ける3社とともに明日18日、東京の都道府県会館で「次世代ロボット市場化に向け、結集!!」と銘打って新たな組織体の発表を行う。
メンバーは東京の㈱ゼットエムピー、名古屋の㈱ビジネスデザイン研究所、大阪のヴィストン㈱、そして北九州の㈱テムザックの4社となっている。
この組織の第一の目的は、4社が販売・技術面で協力を進め、実用ロボット市場を積極的に作り上げていこうというものである。
もう一方で、今年2月に「ロボット特別法」を制定し、本格的に次世代ロボット産業を国として育成しようとしている韓国と比べ、我が日本政府は経済産業者などロボット産業育成が急務であることを分っていながら実際の育成支援措置が立ち遅れている。
産業用ロボットや玩具ロボットを除いて、実用ロボットの開発販売ではこの4社が日本のみならず世界的にも先行しているが、次世代の大型産業として期待されている実用ロボットの普及のために、この新たな組織体作りは、各社が協力して国や行政への働きかけを行うこともテーマとなっている。各地区の財界や自治体もそれぞれ各社を応援しているが、国としてのロボット産業育成政策が、これを期に本気で動き出すかどうか注目される。
(株)ゼットエムピー http://www.zmp.co.jp/
(株)ビジネスデザイン研究所 http://www.business-design.co.jp/
ヴィストン(株) http://www.vstone.co.jp/
(株)テムザック http://www.tmsuk.co.jp/
取材 松尾潤二
03◆東アジア経済交流推進機構(OEAED)のお勧めセミナー
<中国ビジネスセミナー:アジアビジネス資金調達支援プログラム>
ビジネスの可能性や中国企業の動向など、成長する中国市場に関心のある方々必見!日本企業が中国市場へチャレンジする秘策を、「現場主義」の大学教授が伝授します。
<開催概要>
■テーマ:中国市場に挑む日本企業の販売戦略
一橋大学大学院商学研究科教授 関 満博 氏
(講師プロフィール)
1971年、成城大学経済学部卒業。76年、同大学院経済研究科博士課程修了。東京都商工指導所を経て、93年、東京情報大学経営情報学部助教授、95年、専修大学商学部助教授、98年、一橋大学商学部教授、2000年、現職就任。
「現場主義」を貫き、地場産業や地域産業で活躍する“小さくても強い会社”に注目する経営学者。急成長を遂げる中国・アジア市場の中で、これからの日本の中小企業が勝ち抜くための方策を数多く訪問した現場での体験を基に解説する。
主な著書は「21世紀型中小企業の経営戦略」新評論2002年、「現場学者、中国を行く」日本経済新聞社2003年、他多数。
■日 時:平成20年7月3日(木)15:30~17:00
(冒頭に「アジアビジネス資金調達支援プログラム」について紹介があります)
■場 所:アジア太平洋インポートマート8階 KTI小ホール
(小倉駅北口から徒歩5分 北九州市小倉北区浅野3-8-1)
◆主 催:北九州貿易・投資ワンストップサービスセンター、東アジア経済交流推進機構、北九州市貿易振興課、ジェトロ北九州、(社)北九州貿易協会
◆共 催:国際協力銀行大阪支店、福岡銀行、みずほ銀行、西日本シティ銀行福岡ひびき信用金庫、山口銀行、九州経済調査協会
◆定 員:60名(先着順)
◆申込期限:6月30日(月)
◆申込先:北九州市産業経済局貿易振興課(AIMビル8階)
TEL:093-551-3605 FAX:093-551-3615 (担当:安武、田代)
04◆「パーツネット北九州」共催
~ 自動車産業新規参入・取引拡大セミナー ~
自動車産業の集積が進む北部九州地域では、自動車メーカー各社とも現地調達率の向上に向けた取り組みを強化している。
こうした状況を踏まえ、北九州市や北九州商工会議所の協力のもと、北九州地域の地場製造業で構成される「北九州地域自動車部品ネットワーク(略称:パーツネット北九州)」が設立された。
産官学が一体となって自動車部品産業の集積に向けた取組みを展開する「パーツネット北九州」の会員企業は、金型・成型13社、金属加工15社、PPS(Plating, Painting and Service)26社など、計54社。
北九州地域の産業振興を図るべく、地域力を結集した自動車部品関連企業の事業拡大や新規参入を促進するとともに、他地域との連携を模索しながら、北部九州での部品の現地調達率の向上(Buy九州運動)を目指している。
今年度、第1回目の「自動車産業新規参入・取引拡大セミナー」は、今月23日、下記の要領で開催される。
<開催概要>
テーマ1.「九州の自動車産業と地元企業への期待」
豊田合成(株) 内外装部品事業部 第2製造部長 森本 孝 氏
テーマ2.「中小ものづくり企業を取り巻く環境変化と発展戦略」
兵庫県立大学 准教授 西岡 正 氏
日 時:平成20年6月23日(月) 14:00~16:00
場 所:西日本総合展示場新館 314.315会議室(小倉駅北口AIMビル3階)
受講料:無料 定員:50名
主 催:北九州市
共 催:パーツネット北九州
問合せ先:北九州市 産業経済局 自動車産業振興課 担当:富本、佐藤
TEL: 093-582-2888 FAX:093-591-2566
━ PR ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆MAXふくおか県政ニュースご高覧誠にありがとうございます。
ご意見・ご感想を左記メールにて受け付けております。https://www.data-max.co.jp/toi.htm
◆毎日更新(土・日・祝日を除く)で必読の新鮮な情報が目白押し!
福岡の企業情報サイトデータ・マックス『ネットIB』 https://www.data-max.co.jp/
◆「MAXふくおか北九州ニュース」は、「ブレインメール」のシステムを使用し、配信中。
http://www.blaynmail.jp/news/topics/20070301.html
配信不要の方は、「配信不要・北九州ニュース」とご記入し、下記アドレスまで。
webmaster@data-max.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事へのご意見はこちら