岡野バルブ製造(株)(本社:北九州市門司区、岡野正敏社長)は、1月23日に公表した業績予想の修正を発表した。
修正の理由
当連結中間会計期間において、バルブ事業は、国内市場において中国電力(株)島根原子力発電所3号機向けの新設バルブ、メンテナンス工事に伴う納入済バルブや部品の取替えなど需要の堀り起こしを図り、中国、台湾、東南アジア、中近東などの海外案件に対しても積極的な販売活動を推進した結果、堅調に受注を獲得した。
また、メンテナンス事業においては、新潟県中越沖地震により全プラントが停止している柏崎刈羽原子力発電所にて、期初に計画していなかった点検作業を伴う工事が受注できたことに加え、他事業所においても夏季電力供給体制の確保から定期検査工事が前倒しで集中したため、当上半期はフル稼働の状況で推移した。
損益面については、海外向けバルブや短納期品による生産量の増加で工場稼動率が向上し、またメンテナンス工事も、付加価値の高い工事を含めて間断なく効率的に消化できたことなどが原価を大きく引き下げる要因となった。
これらの結果、売上高、利益ともに当初の予想を上回る見込みとなったため、通期の予想とあわせて修正するとしている。
◇平成20年11月期 中間連結業績予想数値の修正(平成19年12月1日~平成20年5月31日)
【売上高】
前回発表予想:5,910百万円
今回修正予想:6,280百万円
増減額:370百万円
【営業利益】
前回発表予想:685百万円
今回修正予想:1,010百万円
増減額:325百万円
【経常利益】
前回発表予想:695百万円
今回修正予想:1,020百万円
増減額:325百万円
【当期純利益】
前回発表予想:370百万円
今回修正予想:470百万円
増減額:100百万円
◇平成20年11月期 通期連結業績予想数値の修正(平成19年12月1日~平成20年11月30日)
【売上高】
前回発表予想:11,820百万円
今回修正予想:11,820百万円
増減額:─
【営業利益】
前回発表予想:1,390百万円
今回修正予想:1,720百万円
増減額:330百万円
【経常利益】
前回発表予想:1,410百万円
今回修正予想:1,740百万円
増減額:330百万円
【当期純利益】
前回発表予想:750百万円
今回修正予想:860百万円
増減額:110百万円
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