流通小売業や食品製造業、飲食店などを対象に、計測機器の製造・販売を手掛ける㈱寺岡精工と㈱九州テラオカは、6月17日、18日の2日間博多スターレーン(福岡市博多区)で「2008ニューバランスフェア」を開催した。
特に関心を集めていたのが「セルフPOSレジ(無人レジ)」「胴巻き包装機」「廃棄物計量システム(ごみ計量)」「動画配信による販促システム」などである。顧客自ら買い物過程で入力できる携帯型のセルフPOSレジは、レジ通過の際の時間を大幅に短縮できるほか。「楽しく」「すばやく」「やさしく」など選択可能なタイプもあり、顧客のニーズに応えられる。
「胴巻き包装機」はラベルが胴巻きタイプのもの。他のラベルに比較してあらゆる商品に適用できるため、在庫量を少なくできるほか高級感も伝わる。しかも、いたずらなど防止できる。「廃棄物計量システム」は店舗ごとのごみ量を計測し、日々のデータを集計・評価する。食品リサイクル法の浸透などニーズは日増しに高まる中、見直し改善策を検討できる。「動画配信による販促システム」は、調理例の食材・つくりかたをモニターに配信するため、消費者の購買意欲をそそり、関連食材の販売促進にもつながる。
恒例となっている同フェアは、時代に即した商品構成やきめ細かいフォローで、例年を大幅に上回る来場者が訪れた。
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