九州でも店舗展開を行なっているカメラのキタムラは18日、子供向け写真館「スタジオマリオ」を今後、積極出店を行なう事を明らかにした。具体的には2009年3月末までに50店舗増やし、店舗数を160まで拡大する計画だ。現在、同社の売上高は連結で1,629億6,800万円(2008年3月期)。
だが、スタジオマリオ事業に関しては売上高46億円と、同社の事業の約3%ほどである。今回積極出店を行なう事により、同事業で63億円を見込んでいる。
現在、子供向け写真館はトップがスタジオアリス。売上高、店舗数ともに独走を続けている(参考:2005年12月期の売上高は約228億円、現在の店舗数約350)。同社は大きく水を開けられているが、2番手にあたる。
同社としては、今後新規出店する際、従来の店舗にスタジオマリオを併設し、売場面積を縮小。
空いたスペースに出店する方法を取る。子供向け写真館事業を強化する事で、本業との相乗効果を図るのが最大の目的だ。
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