長崎県諫早市に本社を置き、九州や関東地方で夕食弁当や夕食食材の宅配を行なう(株)タクショクが20日、大手居酒屋チェーンのワタミ(株)の子会社になることがわかった。具体的な時期や手法などは未定だが、同社の園田義夫社長ら株主とワタミとの間で基本合意したようだ。ワタミは同社の株式の100%取得を目指すという。
同社は九州、関東地区で夕食弁当「ジャストディナー」を高齢者向けに販売。宅配業務も高齢者を中心に採用し、高齢者の高齢者による宅配事業を展開している。ワタミは同社を傘下におさめる事で、
材料の調達や調理の共有、物流の効率化、メニュー開発力の強化など高い相乗効果を図るのが狙い。
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