福岡から上海に進出している家具製造の経営者が、悲壮感を漂わせながら実情を語る。「貴方の企業は、地球上の大切な資源である木材を伐採して、温暖化を加速させる犯罪的な行為をしているので、許すわけにはいかない。この夏は電力をストップする」と上海当局から通告を受けたそうだ。この恫喝に屈して店じまいをし、上海から撤退した日本企業が続出しているとか。上海当局の本音のところは「木材加工業のような付加価値の薄い産業は、先進大都市から駆除したい」そうだ。「中国奥地に移転するならばサポートするよ」というおまけ付きがあったとか。
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