真柄建設(株)
抜本的回復なるか
大丸木工(株)
依然として脆弱な経営基盤
■産業用機械設計・施工(福岡)/(株)ベアテック
回収難 破産手続申請準備中 負債総額 約8億9,000万円
代 表 : 安部 勝正
所在地 : 福岡市博多区吉塚4-14-6
設 立 : 1993年4月
資本金 :5,500万円
年 商 : (07/3)18億3,450万円
弊誌5月29日号「SIC」にて既報の同社は、6月24日に事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。
申請代理人は吉野正弁護士(吉野・宮下法律事務所、福岡市中央区赤坂1-13-7 、092-751-9268)。
負債総額は、約8億9,000万円が見込まれる。
■排水管工事ほか(北九州)/(株)環境システム
採算割れ 民事再生法適用申請 負債総額 約4億円
代 表 : 平原 勝行
所在地 : 北九州市小倉北区浅野2-1-21
設 立 : 1978年12月
資本金 : 2,000万円
年 商 : (07/8)4億5,634万円
6月10日、同社は福岡地裁小倉支部に民事再生法の適用を申請した。
申請代理人は小野聡弁護士(かつま法律事務所、東京都千代田区神田小川町1-1、電話:03-3518-4591)。監督委員は小倉知子弁護士(ナリッジ共同法律事務所、北九州市小倉北区京町2-7-7、電話:093-531-3515)。
負債総額は約4億円が見込まれる。
■防水工事(北九州)/(有)中村産業
過小資本 事業停止 負債総額 約4,000万円
代 表 :中村 猛
所在地 : 北九州市小倉南区徳吉南4-5-20
設 立 : 1997年9月
資本金 : 300万円
年 商 :(06/8) 約8,670万円
6月13日までに、同社は再度の資金ショートに陥り、事業を停止した。
負債総額は約4,000万円が見込まれる。
■建設資材販売(長崎)/(株)園池商店
【続報】債権者判明 負債総額 21億664万円
代 表 :園田 武彦
所在地 :長崎市大浦町1-26
設 立 :1947年12月
資本金 : 1,500万円
年 商 : (06/8)約66億7,000万円
弊誌2007年9月20日号「モルグ」にて既報の同社は、6月10日に長崎地裁より破産手続開始決定を受けた。
負債総額は21億664万円が見込まれる。
■トップインタビュー
下関から見た「関門連携」 歴史を見直し、活性化へ
下関商業開発(株) 代表取締役社長 吉田 実 氏
山口県最大規模を誇る複合型ショッピングセンター、「シーモール下関」。昨年10月、開業30周年を機にリニューアルオープンし、現在は4つの核店舗と約170の専門店で構成されている。今後さらなる地域活性化に向けて、どのような取り組みをしていくのか。下関商業開発(株)・吉田実社長に聞いた。
○官民一体で誕生
○地域密着型で展開
○「海峡の歴史」を活かす
■倒産を追う
改正建基法、資材高騰、金融引締め 三重苦でついにギブアップ
(株)矢緒企画
「FESTIO(フェスティオ)」ブランドを中心に、九州各県だけでなく新潟県でもマンションを販売していた中堅のデベロッパー(株)矢緒企画。同社は6月5日に事業を停止、事後処理を森元龍治弁護士(福岡市中央区大名2-10-4、電話:092-724-1001)ほか2名に一任し、自己破産申請の準備に入った。負債総額約60億円という規模は、県南地区で今年最大。急成長を遂げていたはずの同社が、なぜ破綻に追い込まれたのか。メインバンクが無いといった問題点を含めて検証する。
○自社ブランドで飛躍
○20超の金融機関と取引
○販売不振が元凶
■インタビュー
特定財源を一般財源へ 目指すは真の地方分権
民主党参議院議員(全国比例区選出・福岡県直方市) 大島 九州男 氏
これまで、(株)新出光会長・出光豊氏、自民党県会長・新宮松比古氏に道路特定財源問題について話を聞いてきた。3人目となるのは、火中の参議院で活躍している民主党参議院議員・大島九州男氏。地方分権改革の一環としての特定財源制度廃止、そして一般財源化を主張する。
○地方の時代
○望まれる真摯な議論
○綺麗な政治の実現
■流通大競争時代
エフコープ、3期連続増収 問われる食の安心安全
エフコープ生活協同組合の07年度決算は3期連続で増収を達成し、昨年のミートホープ(株)による偽装表示問題、今年1月の中国製ギョーザ中毒事件の影響をひとまず乗り切った。だが、相次ぐ不祥事により、食の安全に対する信頼が損なわれたことは否めない。背景には、日本生活協同組合連合会を頂点とする生協全体の組織が巨大化し、末端組合員のニーズに敏感に対応しにくくなっていることが指摘されている。
○中国ギョーザ事件乗り切る
○生協の根幹揺るがす恐れ
○規模拡大路線の弊害も
■特別寄稿
増え続けるエイズ患者 カンボジアからの悲痛な叫び
2005年2月の第9次カンボジア地雷撤去キャンペーン(以下CMC)スタディツアーで入国以来、カンボジア駐在員としてラジオ番組「VOICE OF HEART」のアンケート調査などに駆けずりまわった渡邉雄太氏は、次にカンボジアのエイズ問題の現状調査に取り掛かった。
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