本日、地場中堅デベロッパーの(株)インベストが破綻した。同社は現在でも、福岡県内数箇所で販売を行なっているが、新しい物件としては、北九州市八幡西区大浦の「ララサイト学園の丘サノースリッジ」「ララサイト学園の丘サウスリッジ」がある。この物件は、同社と大英産業㈱(八幡西区)がJVで手掛けている物件で、それぞれの総戸数は111戸と87戸。現在、87戸の物件を売り出し中で、30戸弱が販売済となっている。インベストが破綻したため、大英産業側に今後のこの物件の動向を確認したところ、「自社の単独事業に切り替えて、全部やっていきます」とコメント。この方針はすでに金融機関にも伝達されている模様だ。大英産業のように比較的経営体力のある会社だからこそよかったが、今後も不動産業界の苦悩の時代がしばらく続きそうだ。
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