ギャラクシーエアラインズ株式会社 企画部部長 内田浩幸 氏
新北九州空港はご存知の通り海上空港だ。それ故に騒音の影響が少なく24時間運用が可能な空港となっている。現在、アジア・ゲートウェイ構想の進展や2010年羽田空港再拡張など、国内の空港を取り巻く環境は急速に変化しており、航空物流の進展、空港・地域間競争の激化などの中、24時間開いている空港の活用価値はますます高まっている。
今回はその視点から、新北九州空港の活用メリットとその将来展望を、新北九州空港を活用しているギャラクシーエアラインズ企画部部長、内田浩幸氏に伺った。
《国内では珍しい貨物専用航空会社-1》
━━ ギャラクシーエアラインズは貨物専用の航空会社ですね。貨物専門だと様々なご苦労がおありなのでしょうね。
内田/ 貨物専用機を使って、深夜早朝時間帯を中心に24時間運用空港間を運航する航空事業の形態は国内ではじめてですので、深夜の運航体制の構築や地上ハンドリング業務の準備など、未経験のことが多くて苦労しました。
例えば、現在、当社の北九州事業所の営業時間は、夜22:00~朝7:00と夜間業務が主体となっていますので、その点も大変ですね。
━━ 現在ギャラクシーエアラインズは北九州⇔羽田便を1日1便、週6便運航されているのですよね。
内田/ そうです、北九州⇔羽田便は毎週月曜日を除く1日1往復(週6便)を運航しています。その他ギャラクシーエアラインズが持っている路線は、羽田と那覇、羽田と新千歳、それと関空と新千歳の往復を持っています。この4路線を2機の航空機で運航させています。
━━(株)ギャラクシーエアラインズ HP http://www.galaxy-airlines.com/