ギャラクシーエアラインズ株式会社 企画部部長 内田浩幸 氏
《翌日配送を確実、明確にさせる運航計画-2》
Q/ そのタイトなタイムテーブルをこなして貰っているお陰で、九州の荷物は首都圏に翌日配送となる訳ですね。
内田/ そうです。九州各地によって集荷締切り時間は当然のことながら違いますが、北九州地区ですと23時位までに集荷できると首都圏には翌日配送ができます。集荷エリアは九州一円だけではなく、広島県までとなっています。
また、羽田で路線を繋げることで、北九州→羽田→新千歳あるいは那覇と翌日配送できる地域も増えました。
《物流システム変革が将来展望のキーとなる-1》
Q/ 新北九州空港開港が宅配、通販貨物の物流体系に大きな変化をもたらした、と言っても過言ではないのですね。そう言う意味では増便を狙いたいところですね。
内田/ 確かに佐川急便さんは北九州空港に隣接して、九州発着貨物の中継・集配機能及び物流加工機能を併せ持つ大型物流施設を作りました。そこは一大物流基地の一つとしてその機能を果たし始めました。
当社としても、北九州⇔羽田便の便数を増やしたいのは山々ですが、なにぶんにも羽田の発着枠には限りがある上に、現在新滑走路建設工事のために発着時間にタイトな制限がありますから、今のところ増便を図りたくとも現実問題として無理があります。
こちらとしては2010年10月に予定されている羽田第4滑走路完成が待たれますし、その時期に合わせた準備活動と事前の活動を怠らないようにしています。
つづく
(株)ギャラクシーエアラインズ HP http://www.galaxy-airlines.com/