ココロコス東京久米川(406戸、東京建物)が、当初の販売価格より大幅値下げを発表して話題を巻いたが、福岡でも完成在庫増で販売も乱戦ぎみ、値引き販売が横行している。そうしたなか、福岡のデベ第一人者である西鉄も、グランド・サンリヤン唐人町の販売価格の値下げを発表した。昨年11月竣工していることから、苦肉の策であろう。
ジョーコーポレーションはサントノーレ箱崎西(昨年11月竣工)の完成在庫を一括して同業者に売却。物件は新売主から格安で販売されている。福岡都市圏の分譲マンションは、場所により供給過多状態が続き、個別に大幅値引き販売されている物件も少なからずあるようだ。