田崎真珠(株)
資産売却で再建なるか?
(株)福江シティモール
問い合わせ増加
■木材・家具部材販売(福岡)/(株)ツムラ
販売不振 破産手続申請準備中 負債総額 約5億円
代 表 : 津村 壽信
所在地 : 福岡県大川市中八院783
設 立 : 1953年6月
資本金 : 2,500万円
年 商 : (07/5)約1億8,000万円
弊誌2007年7月30日号「ワンポイント」にて既報の同社は、6月25日に事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。
申請代理人は柳沢賢二弁護士(柳沢法律事務所、福岡市中央区舞鶴2-2-11、電話:092-720-5366)。
負債総額は約5億円が見込まれる。
■不動産業(神奈川)/(株)スルガコーポレーション
トラブル 民事再生法適用申請 負債総額 約620億円
代 表 : 中 良久
所在地 : 神奈川県横浜市神奈川区台町15-1
設 立 : 1972年3月
資本金 : 139億7,680万円
年 商 : (08/3連結)1,258億7,719万円
6月24日、同社は東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。
申請代理人は鈴木学弁護士(西村あさひ法律事務所、東京都港区赤坂1-12-32、電話:03-5562-8500)。
負債は約620億円が見込まれる。
■建築工事・不動産売買(鳥取)/ウベハウス(株)
【続報】債権者判明 負債総額 約55億9,300万円
代 表 :永瀬 正治
所在地 : 鳥取県米子市古豊千561-2
設 立 : 1966年7月
資本金 : 9,900万円
年 商 : (07/5)82億4,790万円
弊誌6月19日号「モルグ」にて既報の、同社の債権者が判明した。負債総額は約55億9,300万円が見込まれる。
■シリーズ「官製不況に打ち克つ」3 | 特別寄稿
経営力が自治体を再生させる 官僚主義からの脱却を
前佐賀市長 木下敏之 氏
1999年3月、当時、県庁所在地の市長として最年少の39歳で佐賀市長に当選した木下敏之氏。強固な保守地盤の佐賀市で、投票日の50日前に出馬表明した無名の民主党推薦候補が当選したことで大きな話題となった。税収200億円規模の佐賀市で、バブル的な考え方で行なわれていた事業の見直し、無駄使いの削減、ガス事業の33億円での売却など、市役所の行財政改革を通じて、約300億円にのぼる税金の節約を実現した。その木下氏が考える自治体行政のあり方とは。
○敗戦の教訓
○行政と民間を行き来する役人の必要性
○自治体の「再生」とは何か
■ライバル比較論「高藤建設(株)vs福屋建設(株)」
北九州を代表する2大ゼネコン 軍配は大差で福屋建設に
昨年6月の建築基準法改正の影響で、建設業界は全国的に不況の様相となっている。これは福岡県内も同じ状況で、あれだけ乱立していた分譲マンションの供給は急速に縮小傾向にある。そうしたなか、北九州を代表する2大ゼネコンの高藤建設(株)と福屋建設(株)は、両社ともに前期では売上増を果たした。どちらも名門ゼネコンで財務体質は悪くないが、ここにきて両社の差がくっきりと現れてきた感がある。北九州・門司の象徴的なライバル企業である2社の現状を比較検討する。
○いずれも業歴50年超の名門
○業績は福屋建設の圧勝
○両社の今後の課題は
■クローズアップ
北九州空港建設推進の約定文書 経済団体代表者らの署名・捺印
1985年12月20日付で、石原俊氏、大槻文平氏ほか、当時の日本経済界を代表する顔ぶれが署名・捺印した文書が残されている。それは、苅田町沖合2キロに浮かぶ北九州空港の建設についての協力を約定した歴史的な文書だ。
○新空港構想の立ち上げ
○経済団体代表を集めた会合
○戦略の結実、苅田町の人脈
■マックス市政ニュース
「事故報告書」発端で事件明るみに ストレッチャーからの転落死事件
崩壊する介護(2)
特別養護老人ホーム(以下、特養)「L」におけるストレッチャーからの転落事故、そして隠蔽との指摘も出た、系列病院におけるその後の虚偽診断書作成事件。病院と特養が同系列であるからこそ起きた事件といえるかもしれない。当該事件の死亡診断書には「脳挫傷による外傷性ショック死」と記載されながら、死因の種類を記入する欄はなぜか「病死及び自然死」とされていた。
○「事故報告書」は何を語る
○杜撰な事故報告
○不注意では済まされない施設側の「業務」
■東京レポート
五輪用水着で敗退したミズノ スピードとの契約解除が裏目に
社会現象にもなった英スピード社の「高速水着」レーザー・レーサ(LR)。北京五輪の競泳で日本選手のLR使用が可能になり、水着騒動は一件落着した。高速水着は、国内スポーツ用品メーカーの明暗を分けた。東京株式市場では、スピード社と販売ライセンス契約を結ぶ(株)ゴールドウィンの株価が急騰する一方、日本水泳連盟と五輪用水着の独占供給契約を結んでいたミズノ(株)、(株)デサント、(株)アシックスの国内3社の株価は軒並み下落した。なかでも深刻な痛手を被ったのがミズノ。昨年まで、スピード社とライセンス契約していたからだ。
○スピード社との契約解除
○MIZUNOブランドの投入
○シナリオが崩れた
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