(株)きょくとう(本社:福岡市博多区、牧平年廣社長)は、7月3日、平成21年2月期 第1四半期財務・業績の概況(非連結)を発表した。
それによると、売上高は前年同期比9.7%増の2,505百万円、経常利益は同比4.6%増の381百万円、当期純利益は同比5.8%減の191百万円となっている。
当期の売上高が増加した主な要因は、5月に営業店舗8店と福岡県春日市にある工場を譲り受け営業を開始し、更に、13店舗の新規出店を実施したことに加え、昨年度のプラントの新設と3件の事業の譲り受けが大きく寄与したためとしている。また、「春のプレゼントキャンペーン」も好調に推移したとしている。
営業利益ならびに経常利益が増加した主な要因は、上記の増収効果に加え、昨年度に実施した直営店の準直営店化が本格的に稼動したことにより、支払手数料などの販売費および一般管理費が増加したものの、工場運営においてボイラーの燃焼時間短縮の取組みやドライクリーニング乾燥機を新しい機械に入れ替えるなどの効率化を図り、収益力の向上と環境保護の取組みを強化、売上原価率が前年同期比1.7%減少したためとしている。
また、当期純利益が減少した主な要因は、税金費用の増加によるものであるとしている。
なお、ホームクリーニング業界では、春の衣更えの時期に重衣料が洗濯物として出され、春場に最需要期を迎えるため、売上高は第1四半期に偏る傾向があり、上半期と下半期の業績に季節変動がある。
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