01◆北九州の「10人の侍」は凄い!
民のチカラで九州芸術劇場を満席に
「10人の侍の会」黒木敏文会長に聞く その4
02◆小倉・黒崎2つの「中心市街地活性化基本計画」
内閣府の認可を得ていよいよスタートか?
03◆シリーズ:<北九州の元気>
-がんばってます! まちのNPO-(12)
特定非営利活動法人 北九州あいの会
http://www.npo-ainokai.org/index.htm
01◆北九州の「10人の侍」は凄い!
民のチカラで九州芸術劇場を満席に
「JAZZ COLLECTION 2008」を開催した
「10人の侍の会」黒木敏文会長に聞く その3
Q/
しかしこれだけのイベントを実施すにはご苦労も多いのでしょうね。
黒木/
そうですね。資金面、開催までの準備、告知、当日の運営と大変なことは確かに多いです。
まず入場料2,000円と設定して、メンバーで手分けしてなんとか座席数以上の券を売っていますが、基本的に自由席で、当日も天候などで、どれだけいらしていただくか不確定な部分が大きく、「興行」の難しさを痛感しています。
今後、入場料をいくらにするか、自由席がいいのか指定席にするのか、など議論をしていかなければならないと思います。また当日は、「10人の侍の会」以外に「18人のくのいち」さんたちがボランティアとして一生懸命お手伝いいただいていますので、なんとか運営することができています。
仕事とは一切関係ないところで、北九州の多くの皆さんが、こうしたイベントにご協力いただいていることに本当に感謝しています。
でも、私たちも「あまり気張ってボランティアをやっている」というより、自分たちが面白がりながら、ワイワイ語り、準備を進め、イベントを終えて打ち上げで一杯飲むのが、本当に楽しみなのです。でなければ、こうしたことは続きませんですから。
来年もこれから準備を進め、面白いJAZZ COLLECTIONを開催しようと思っていますので、是非多くの方にいらしていただければと願っています。
(ジャズコレクションのホームページ)
http://jazzcollection.jp/index.html
取材 松尾潤二
02◆小倉・黒崎2つの「中心市街地活性化基本計画」
内閣府の認可を得ていよいよスタートか?
黒崎コムシティも不動産開発の「上毛」が沖創建設のバックについて動き出すと報道されたが….。
中心市街地活性化基本計画の認可で小倉地区に約100億、黒崎地区に数10億が、中心市街地活性化のために国から投入されることが決まった。また、黒崎コムシティについても売却先の沖創建設のバックに前橋の不動産開発会社「上毛」と報道されている。
これでようやく北九州の2つの都心部整備の進展が見えてきたと言える。
株式会社上毛は、かつて繊維会社であったのが、現在はほとんど不動産関連事業が主体となっている。本年3月末決算報告を見ると、この数年で不動産事業の伸びが著しく、社名もこの9月には「価値開発株式会社」と変更し、不動産の企画開発により重点を置くとしている。
http://www.jyomo.co.jp/asp/pdf_files/ds/20080514-03.pdf
この会社なら黒崎のあのビルに「新しい価値」を見つけてくれるのかもしれない。しかしTVで北橋市長の会見を見る限りは、これから小倉と黒崎でどのようなまちづくりを進めていくのか、実際のところまだよく分からない。
タウンミーティングやいろいろな審議会を設けて都市計画を練っている割に多くの市民に、その計画の方向性が伝わってこないのは何故だろうか。基本的な考えで「コンパクトシティの実現」や「中心市街地の賑わい取戻し」などが謳われているが、概念がまだ抽象的なためかもしれない。
基本計画の国への認定後は、これから認定・支援を受けようとする民間ベースの事業計画(特定民間中心市街地活性化事業計画)について議論されるとのこと。
北九州商工会議所並びに北九州まちづくり応援団(株)が中心となっている「中心市街地活性化協議会」と、「北九州市」が協議を進めて具体案に落としていくのだろうが、「北橋市長自身にも自分の構想を打ち出して、自分の口で語ってもらえれば」、より多くの市民にまちづくりの方向性が伝わるだろうと考える。
市民の話を聞くことも重要だし、市長自身の考えをしっかり語っていただくことも同じように重要なことだろう。これまでの市長会見では、喜怒哀楽含めて、ご自分の考えがあまり前に出てくることがないように感じる。
遠慮なく自分の考え方を打ち出し、自分の言葉で語り、市政のリーダーシップを発揮されることを多くの市民は期待しているだろう。
取材 松尾潤二
03◆シリーズ:<北九州の元気>
-がんばってます! まちのNPO-(12)
特定非営利活動法人 北九州あいの会
http://www.npo-ainokai.org/index.htm
暮らしの中で困ったことは急に起きる。大家族や向こう三軒両隣で助け合った時代は過去のもの。今では核家族化、少子化、後期高齢者医療制度の実施など、高齢者にとって生き辛いご時世になってきた。
介護保険制度や家族では支えきれないところを会員同士で支えあう。NPO法人北九州あいの会は、「困った時はおたがいさま」を合言葉に活動を続けている。
発足以来12年。今では800人余りの会員が互いに励まし合い、「生きていて良かった」と思える関係づくりに励み、これを地域社会にもっと広げたいというのが会員の願いだ。
会員に登録すれば、誰でも「助け合い」サービスを利用できる。買物、調理、掃除(室内、室外、庭掃除、剪定など)、留守番、子守り、身体介護、食事・通院介助、通院の送迎 、外出の送迎など、「日常の困ったこと」をサポートするメニューも多岐にわたっている。
こうした活動の一環として、北九州あいの会では病気、事故、犯罪、自殺など、唐突に愛する者を亡くした人がその苦しみを分かち合う場、「死別体験者の分かち合いの会」を催す。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/future/azalea/
日 時:2008年7月13日(日) 午後2時~5時
会 場:ウェルとばた 3階32会議室
北九州市戸畑区汐井町1-6(JR戸畑駅前)
参加費:500円
主 催:特定非営利活動法人 北九州あいの会
北九州市八幡西区八千代町12-2 TEL:093-642-5313(大石)
問合せ先:TEL:090-7388-2584(前田恵子)
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