◆01 北九州を楽しく元気にする人見つけた!
スーパー風船先生・バルーンイベントプランナー
Balloon Pop得居裕江(とくいひろえ)代表
◆02 物流の拠点・門司「港」の発展と供に歩む門司港運
野畑昭彦社長に聞く
◆03 「初めてのお買物」携帯電話でロボットが替わりにショッピング
◆04 「北九州ベンチャーイノベーションクラブ(KVIC)」 創設
◆01 北九州を楽しく元気にする人見つけた!
スーパー風船先生・バルーンイベントプランナー
Balloon Pop得居裕江(とくいひろえ)代表
まずは、得居さんの最近の作品を見て欲しい。
風船アートでこんなに楽しいイベントを作り上げているのが、Balloon Popの得居さんだ。
――どうしてバルーンアートを始められたのですか。
得居:
元々教員免許ももっていたのですが、デザインの仕事がしたいと思い、ポリテクセンターでデザインを学び直し、広告デザインの仕事に就いていました。
店頭広告で、普通は平面のものが多いのですが、できるだけ目立たせたいと立体的な広告デザインに取組んでいるうちに、友達からバルーンアートを教えてもったのがきっかけでした。
1999年12月に、等身大のサンタクロースを風船で作ったら、私の子供やそのお友達にも大好評で、これはイケル!と思ったのです。それと、ただ風船アート作るだけでなく、ひとつのショーとして、子ども達に風船の面白さを教えることができると思ったのです。
(Balloon Popのホームページ)
http://www.balloon-pop.com/index.html
つづく
取材 松尾潤二
◆02 物流の拠点・門司「港」の発展と供に歩む門司港運
野畑昭彦社長に聞く
野畑社長のプロフィール
昭和31年11月門司生まれ
昭和55年日本大学経済学部卒
横浜輸送(現在のバンテック)勤務後、平成元年に門司港運へ平成14年から代表取締役社長 現在、北九州商工会議所副会頭
―門司港運発足の歴史をお聞かせいただけますか。
野畑:
戦前の港湾荷役の仕事はそれぞれの港毎に親方制度で、いくつもの「0組」により成り立っていました。
関門港も約50の「組」がありましたが、太平洋戦争突入を目前として、昭和16年9月軍事物資を効率的に運ぶため、戦時統制令が発令され、全国の港湾関係業者は一港一社制に統合されることになりました。
ただ六大港は業務範囲が広く複雑なため、元請の港運会社と下請の船舶荷役会社の二社制が採られました。
こうして昭和17年12月当社の前身、関門船舶荷役株式会社が誕生しました。その後占領軍により独占企業の解体指令が通達され、昭和25年4月1日関門
船舶荷役は門司港運株式会社、及び他の8社に再編成されました。
門司港運として発足直後には朝鮮戦争が勃発して、米軍物資を韓国へ送るなど戦争特需が起きたのですが、その前数年間は米軍が関門海峡に投下した機雷で関門港の閉鎖状態が続き、六大港としての機能が長期間停止していたため、西日本の港湾荷役が神戸に集中する結果となったのです。
―門司港の栄枯盛衰に戦争が大きな影響を与えていたのですね。
野畑:
昭和40年代になって港湾荷役はコンテナの割合が急速に増え、人手作業から機械作業へと大きく変わっていきました。
当社はこの変革期にうまく対応することができ、今の基盤が出来上がったと思います。
私がまだ子供の頃、今のレトロの船溜りに会社があり、その前に艀がいっぱい停まっていたのを思い出しますが、それから一気に太刀浦のコンテナヤードに業務の主体が動いていったと思います。
―現在の業務の内訳はどのようになっていますか。
野畑:
港湾荷役が約50%、輸出入貨物が約30%、倉庫が16%その他4%という内訳です。
この数年、北九州地区製造業の好調な業績に伴い、機械製品の動きがいいので、お陰様で当社も順調な業績を上げることができています。
(門司港運のホームページ)
http://www.mojikoun.co.jp/gaiyo/gaiyo_index.html
取材 松尾潤二
◆03 「初めてのお買物」携帯電話でロボットが替わりにショッピング
テムザックと井筒屋が世界で初めてのロボットショッピング実験を行った。
7月10日(木)午後、小倉北区のデパート井筒屋で、テムザックのロボットを使って、在宅のまま携帯電話で買物をする実証実験が行なわれた。
買物をしたい祖母の体調が悪く、出掛けられないので、孫の女性とロボットが代わりに井筒屋を訪れたという設定である。
祖母は、ドコモのTV電話付き携帯電話で井筒屋の店内を見ながら、自宅でロボットの操縦を行っている。
目的地の帽子売り場に着いて、品定めをして、孫の女性が帽子を被って見せている。
これまでの通信コミュニケーションは、音声や画像だけであったが、ロボット技術と携帯電話の通信技術が結びつくことで、「3次元コミュニケーション」を可能にしたことが画期的である。
自宅にいたままで、例えばニューヨークやロンドンの街を歩き回り、自分の好きな店で、自分の好きな商品を見つけ、買物ができるようになる。まだテスト段階だが、これから新しい通信ビジネスを生む可能性が大きく、テムザックの次の展開に期待したい。
取材 松尾潤二
◆04 「北九州ベンチャーイノベーションクラブ(KVIC)」 創設
北九州市と財団法人北九州産業学術推進機構は、ベンチャー企業の事業拡大を支援する組織「北九州ベンチャーイノベーションクラブ(KVIC)」の創設に向け、会員を募集している。
独創的な新技術やアイデア等を持って事業拡大を図るベンチャー企業や中小企業にとって、販路開拓や資金調達など取り組むべき経営課題は多い。こうした状況を踏まえ、KVICでは、相互交流や関係機関とのネットワークを活かした支援策を講ずることで、中小・ベンチャー企業の新事業の創出と拡大を促進する。
【会員の資格】
(1)ベンチャー会員:独創的な新技術やアイデア等を持って事業を推進する、市内に事業所を有する創業5年未満の中小企業者
(2)一般会員:独創的な新技術やアイデア等を持って事業を推進する、市内に事業所を有する創業5年以上の中小企業者
(3)支援会員:ベンチャー会員や一般会員を支援する法人及び個人
【会 費】
(1)ベンチャー会員と一般会員は当面無料
(2)支援会員は無料
【事業内容】
(1)会員による自主的な研究会・勉強会や情報交換のための交流会の開催
(2)マッチング機会(販路開拓・資金調達)の提供
ベンチャー企業等が、投資家や事業パートナーに対して新製品や新サービスのビジネスプランを発表する機会や展示会を開催。
(3)経営相談の場
地域の有力な経営者による経営経験や経営戦略等の講演、ビジネスプランに対するアドバイスを受ける場、マーケティング戦略を学ぶ場等を提供する。
★~設立総会開催について~★
○日 時:平成20年8月18日(月)15:00~17:00
*懇親会17:15~18:30(会費1,000円)
○場 所:北九州市小倉北区浅野3‐8‐1 AIMビル8F KTI大ホール
■ 申し込み先 北九州ベンチャーイノベーションクラブ事務局
財団法人北九州産業学術推進機構 ベンチャー支援部
〒802-0001 北九州市小倉北区浅野三丁目8番1号 AIMビル6F
(北九州テレワークセンター)
TEL:093-513-5300 FAX:093-513-5323 E-mail:kvic@k-twc.gr.jp
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