減収となるものの粗利益率の見直しにより利益面は改善
東証一部、福証に上場している(株)ベスト電器は11日、2009年2月期 第1四半期の財務・業績の概況(2008年3月1日~同年5月31日)を発表した。
家電卸売業はネット通販の子会社が好調により、2008年2月期第1四半期比(以下、前年同期比)で、+3.5%の売上高107億5,400万円、営業利益は前年同期比▲4.8%の3億8,700万円となった。
しかし、家電小売業は携帯電話などの通信分野とパソコン等のIT商品の低迷により、前年同期比で▲6.9%の売上高795億6,000万円、営業利益は▲6億5,100万円となったものの、粗利益率の改善などにより前年同期の営業利益▲11億2,000万円よりも改善が見られた。
期間中、九州地区を中心に8店舗出店(うち2店舗はFC)し、新規出店を上回る11の不採算店舗を閉鎖(うち6店舗はFC)した。
以上のような結果より、連結の第1四半期の売上高は前年同期比で▲5.8%の929億3,200万円となったが、収益面では前年同期よりも改善された。
【詳細は以下の通り】(数字は連結)
売上高…929億3,200万円(前年同期比▲5.8%)
営業利益…▲8億5,300万円(前年同期は▲12億8,200万円)
経常利益…▲9億2,300万円(前年同期は▲13億4,700万円)
四半期(当期)純利益…▲1億6,800万円(前年同期は▲7億2,600万円)
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