12日午前11時より、糟屋郡志免町町民センターで民主党時局講演会が開催された。この講演会は民主党福岡県第4区総支部(代表・古賀敬章)が主催したもので、岡田克也民主党副代表を迎え、会場には400名以上の聴衆が集まった。
古賀敬章氏、「平成の1票一揆で政権交代」を
冒頭あいさつに立った古賀敬章氏は、「日本は民主国家とはほど遠い状況にある。霞ヶ関の筋書きの政治は破綻している。小泉政権によって地方と中央、個人間の格差が拡大してきた。国民生活はますます厳しくなってきている。国民の意思が反映されるのが民主国家。参議院選挙に続き総選挙で与野党逆転し、この国を変えていこう」と訴えた。
「1歩踏み出す勇気を」と岡田副代表
岡田副代表は、15年前の細川連立政権誕生の意味に触れたあと、今の自民党長期政権は「国民のための政治」が忘れられており、その象徴が「消えた年金」、道路特定財源、後期高齢者医療制度であること、を指摘。この政治を変えるには政権交代しかない、民主党には自民党を上回る人材が豊富にいる、と民主党の成長を披瀝し、民主党を中心にした政権運営への自信を示した。
そして岡田副代表は、「あとは皆さんが、変えるために1歩踏み出して欲しい。古賀敬章さんの良さを理解していただき、共にがんばろう」と激励した。
このあと、地元選出の小池邦弘県議会議員が県政報告を行ない、続いて福岡選挙区出身の大久保勉参議院議員があいさつに立った。大久保議員は、参議院における、道路特定財源をめぐる官僚の無駄遣いや自民党道路族の問題を追及した国会報告をおこない、古賀敬章さんと共に国政を変えていくために奮闘を誓った。
講演会は最後に、守谷県議会議員の音頭で「がんばろう」を三唱し、総選挙勝利にむけた決意を固めた。
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