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I・Bダイジェスト

2008年7月14日[月]No.1351
I・Bダイジェスト
2008年7月17日 11:57


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SIC
(株)志多組
大口焦げ付き発生で業界大注目

モルグ・カンパニー
■マンション販売(福岡)/(株)矢緒企画
【続報】債権者判明 負債総額 67億7,300万円

代  表 :矢納 康行
所在地 :福岡県大牟田市大正町4-5-3
設  立 : 1986年2月
資本金 : 8,000万円
年  商 :(07/11)69億1,092万円

 弊誌6月9日号「モルグ」にて既報の同社は、7月8日に福岡地裁より破産手続開始決定を受けた。

 破産管財人は伊達健太郎弁護士(伊達法律事務所、福岡市中央区大名2-4-30、電話:092-714-2000)。

 負債総額は67億792万円が見込まれる。


■産業用電子機器卸売(北九州)/武田電子工業(株)
受注不振 破産手続開始決定 負債総額 約1億200万円

代  表 :武田 隆司
所在地 :北九州市八幡東区中央2-1-1
設  立 :1980年12月
資本金 : 1,000万円

 6月4日に同社は、福岡地裁小倉支部に破産手続開始を申請、16日に破産手続開始決定を受けた。
 申請代理人は原田徹弁護士(原田徹法律事務所、北九州市小倉北区金田2-5-6、電話:093-571-7850)、破産管財人は本田祐司弁護士(本田祐司法律事務所、北九州市小倉北区金田1-8-5、電話:093-581-1100)。

 負債総額は約1億200万円が見込まれる。


■総合建設(石川)/真柄建設(株)
【続報】債権者判明 負債総額 約348億円

代  表 : 奥村 弘一
所在地 : 石川県金沢市彦三町1-13-43
九州支店:福岡市博多区博多駅東1-19-16
設  立 :1943年6月
資本金 : 69億3,215万円 
年  商 : (08/3)844億9,800万円

 7月5日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請した同社の債権者が判明した。

 負債総額は約348億円。


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トピックス
■コダマが聞く
自分たちの町は自分たちで守る 小さな町のたたかい
佐賀県江北町長  田中 源一 氏

 九州新幹線西ルートは、2007年12月16日、計画を推進する佐賀県・長崎県・JR九州(株)の「三者合意」により08年3月着工が認可され、4月に起工式が行なわれた。桑原允彦・鹿島市長とともに反対を貫いてきた田中源一・江北町長に、新幹線着工をめぐる経過と今後について話を聞いた。

○「三者合意」の裏表
○住民意識の地殻変動
○合併せずに生き残る


■シリーズ「デベロッパー淘汰の時代」(2)
動かない、動けない天神プレイス カギを握るのは「信託受益権」
(株)アームレポ

 マンションの販売代理としてスタートし、その後、相当数の自社企画分譲・賃貸マンションを世に送り出してきた(株)アームレポ。しかし、これまでのまちづくり事業の集大成とも言うべき「天神プレイス」のオープンが遅れている。信託受益権の売却という手法を採った再開発プロジェクトだったが、金融商品取引法の改正という問題が発生しているようだ。

○マンション販売代理の草分け
○法改正でハードル上がる
○課題は信託受益権のクリア


■ズームアップ
新社長下での民事再生法申請 銀行によるインサイダー破綻
真柄建設(株)

 北國銀行の現役の専務取締役・奥村氏が、6月27日の真柄建設(株)の株主総会で取締役となり、その後の役員会で代表取締役社長に就任した。その社長が就任8日目の7月5日、負債総額約348億円で民事再生法による再建を申請したのである。これは、銀行によるインサイダー破綻以外の何ものでもない。

○銀行により仕組まれた破綻
○追い銭を打ちたがらず 北陸銀行の動き
○気になる負債総額 虚しい再建計画


■倒産を追う
社長交代劇で渦巻く疑念 払拭には正しい会社更生を
(株)インベスト(3)

 前社長・早川氏の背信行為が明るみに出ただけに、債権者が新経営陣を見る目は厳しい。「なぜ、わざわざ泥を被ったか?」、「本当に、少しでも配当を増やす努力をしてくれるのか」。いまだにくすぶる疑問への答えは、いつ、どのように出るのか。

○現経営陣に対する金融機関の評価厳しく
○内部告発文が示す早川氏の人物像
○小笠原代表の決断 その理由とは


■流通大競争時代
トライアルカンパニー1人勝ちか 二ケタ出店で大幅増収・増益

消費低迷色の強まるなか、(株)トライアルカンパニーが“一人勝ち ”の様相を見せている。前期の売上高は1,500億円を突破。経常・当期利益は大幅増益になった。課題であった低利益率、他人資本依存の財務体質も改善が進み始めた。一方で、原料高の影響により、食品を筆頭に製品価格の値上げが続いている。販管費比率も増勢傾向にある。規模拡大に対応した社内体制整備が急務となっている。

○財務内容も改善進む
○銀行信用増し借入増大
○定まらない評価


 
    

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