ニチアス(株)
多くのリスク回避は可能か
アマモト本家(株)
主力取引先が廃業
■産業用機械設計・施工(福岡)/(株)ベアテック
【続報】債権者判明 負債総額 約8億9,000万円
代 表 : 安部 勝正
所在地 :福岡市博多区吉塚4-14-6
設 立 :1993年4月
資本金 : 5,500万円
年 商 :(07/3)18億3,450万円
弊誌6月26日号の「モルグ」にて既報の同社は、7月1日に福岡地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は黒川忠行弁護士(福岡青新法律事務所、福岡市中央区赤坂1-13-7、電話:092-751-4461)。
■土木・水道施設工事(福岡)/(有)クリエート
採算割れ 破産手続開始申請 負債総額 約2,600万円
代 表 :橋本 清孝
所在地 :北九州市八幡西区西王子町12-18
設 立 :1992年12月
資本金 :300万円
年 商 :(07/11)2億7,906万円
7月10日に同社は、福岡地裁小倉支部に破産手続開始を申請した。申請代理人は横光幸雄弁護士(北九州市八幡西区黒崎3-1-7、黒崎合同法律事務所、電話:093-642-2868)。負債総額は約2,600万円が見込まれる。
■土木・建築工事(福岡)/(株)公豊
【続報】債権者判明 負債総額 約7億3,300万円
代 表 : 一ノ瀬 忠治
所在地 : 福岡県大牟田市船津町1-10-5
設 立 : 2005年8月
資本金 : 4,000万円
年 商 : (07/8)12億3,203万円
弊誌4月17日「モルグ」にて既報の同社は、6月5日に福岡地裁大牟田支部へ破産手続開始申請を行ない、20日付で破産手続開始決定を受けた。負債総額は約7億3,300万円が見込まれる。破産管財人は宮崎智美弁護士(青翠法律事務所、久留米市中央町38-6、電話:0942-36-2177)。
■トップインタビュー
県の魅力を最大限に活かし音楽祭で芸術文化の立憲運動
元・九州交響楽団指揮者 ながさき音楽祭・音楽監督 大山 平一郎 氏
音楽があふれる街をつくろうと、昨年始まった「ながさき音楽祭」。2年目となる今年は、8月24日から10月26日まで開催される。今年はメイン会場を長崎市から佐世保市に移し、県内12市で29のイベントを予定している。一流演奏家と地元県民が共演し、コンサートホールだけでなく、教会や街角、美術館などでも音楽が響きわたる。この音楽祭の仕掛け人で、音楽監督のマエストロである大山平一郎氏に話を聞いた。
○芸術文化の立憲運動
○芸術を産業に
○すばらしいものが宝のように散らばる
■シリーズ「デベロッパー淘汰の時代」(3)
快進撃を続けてきたが市況の変化に揺さぶられる
(株)ディックスクロキ
1年ほど前まで、福岡都市圏の不動産市場は活況を呈していた。投資ファンドが積極的に不動産の取得を進めていたからだ。しかし、改正建築基準法の施行、サブプライムローン問題に端を発する金融マーケットの混乱などから、不動産市場の動きが鈍った。地場有力企業として快進撃を続けてきた(株)ディックスクロキも、その影響を大きく受けている。
○今年4月に新体制へ
○新しい売却先を模索
○今期以降の業績に影響
■ズームアップ
激変する融資スタンス 早急に求められる不況対策
福岡では、(株)矢緒企画、(株)インベストといった中堅企業が相次いで倒産するという状況に陥っている。倒産原因として、不況による販売不振、昨年6月20日に施行された改正建築基準法による影響などが挙げられるが、金融機関の融資スタンスの激変も、その要因の1つ。今回は、企業の資金繰り、金融機関の貸出態度、建設・不動産業向け貸出残高推移などに視点を当てて検証する。
○悪化する資金繰り 増加する倒産件数
○融資スタンス激変
○さらなる事態の深刻化も
■コダマの核心レポート
問われる1992年以降組の経営手腕 命運を託すべきは官僚ではない
インベスト倒産の総括と教訓
バブルが弾けて福岡の地にも悪影響が出始めた1992年、早川和利氏は(株)インベストを設立した。先輩デベロッパーの大半は、一敗地にまみれてしまった(今となっては、先輩組で順調に推移しているのは新栄住宅(株)のみとなった)。インベストを筆頭に、92年以降に設立した若手の企業群は、「バブルの膿」を背負わない身軽さを強みにしていた。加えること、国が内需拡大の柱として、住宅振興策のカンフル剤を連発してくれたフォローの風に乗り、各社業績を伸ばしてきた。(株)コーセーアールイー(本社:福岡市中央区)のような、上場会社にまで成長した企業も現れた。ところが・・・。
○1992年以降組への期待
○経営ドラマは尽きず
○塀の向こう側に落ちた先輩
○公私混同、今も昔も変わらず
○脇が甘かった若手組
○経営者個人の責任問題か
○今こそ一致団結のとき!!
■マックス市政ニュース
液状化はこども病院予定地の傍 人工島・証拠写真が語る危険性
こども病院の人工島移転をめぐり、「はじめに土地ありき」の姿勢をあらわにする、吉田市長をはじめとする福岡市側。対して患者家族や市民団体は、聞く耳を持たぬ市に業を煮やし、同病院の人工島移転の是非を問う住民投票の実現に向けて、署名運動を始めることを表明した。肝心なのは、新病院が「子どもの命を守りきれる病院」になるかどうかだ。そうした意味で、もう一度、移転予定地の安全性について検証してみたい。
○福岡西方沖地震翌日の写真
○こどもの命は本当に守れるか!?
○将来に禍根を残さぬ選択を
■流通大競争時代
オレンジライフ、収益固め終える エブリデイと合併、株式公開目指す
オレンジライフ(株)は08年3月期決算で5年前、(株)エブリデイ・ドット・コムが支援に乗り出して以来、初めて経常・当期黒字を計上した。収益体質が固まったことから、10月1日付けでエブリデイ・ドット・コムと合併、宅配スーパーの全国展開を視野に入れ、株式公開を目指す。ただ、売上は後退が続いている。高齢化社会を迎え、高成長の果実を取り込めるかどうかは営業力強化にかかっている。
○ハローデイの支援効果出る
○今期から増収転換へ
○大きいエフコープとの差
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