中国内陸部の沙漠化や干ばつは、今や世界中の関心事で、沙漠化は、世界のすべての地域がその影響を受けうる地球的規模の環境問題となっています。
この問題に古くから警鐘を鳴らし、内モンゴル自治区での植林活動の実践により、中国の緑化活動の先がけとなった日本のNGOである「日本沙漠緑化実践協会」という団体があります。
同協会は、故遠山正瑛・鳥取大学名誉教授が1991年に設立、同年より、中国内蒙古自治区クブチ沙漠の恩格貝において植林活動を開始。2007年現在で333万本を植林、日本からの植林ボランティア参加者は延べ8848名にのぼり、沙漠化を食い止めるため、沙漠において農業をはじめとする持続可能な産業の定着を図ることを目標とし、沙漠緑化活動を展開しています。
2001年より活動を始めた同協会の「カラホト遺跡保護植林活動」も今年で7年目を迎え、活動は昨年より現地政府の協力も得て、本格的な始動となりました。現地では政府所有の放水車、日本の企業により寄付された発電機が重宝され、昨年度最終隊では植林したザグ(灌木)に、漢方薬として換金できる寄生植物「ツォンロン」の寄生が認められるなど、活動は着実な前進を見せています。
多彩な魅力、人間と自然の相克、歴史ロマンと砂塵の道 シルクロードでの植林活動。はるか古代のロマンの道に、あなたも立ってみませんか。
■「わたしの木」キャンペーン
日本沙漠緑化実践協会の植林基地、恩格貝にあなたの木を植えてみませんか?お名前入りの木を恩格貝に植樹して、その写真をプレゼント致します。カーボンオフセットとして、結婚、出産祝いや学校、会社のイベントにご利用ください。
「わたしの木」セット内容
植樹費用:一口2,000円(苗木1本、名札1枚、写真1枚、写真発送料含む)
詳しくはこちら→日本沙漠緑化実践協会ホームページ
■「沙漠に緑を!」インターネット募金
Yahoo! ボランティアのインターネット募金ページにて、「沙漠に緑を!」募金を行っています。
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/568001/
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