データ・マックスが集計した、福岡県に本社のある食品スーパー大手10社の07年度決算によると、売上高第1位はサンリブの1,680億円(前期比1.3%減)で昨年度と同じだが、2位にはマルキョウに代わってマックスバリュ九州が浮上した。マルキョウが0.7%減の947億円と、わずかだが売上を落としたのに対し、マックスバリュ九州は6.9%増の992億円に伸ばした。
4位はサニーの829億円。5位にはハローデイが西鉄ストアを抜いて浮上した。ハローデイは5.6%増の539億円で、西鉄ストアの508億円を上回った。なお、6位はエフコープ533億円で、西鉄ストアは前年5位から7位に後退した。
以下、8位は11期ぶりに増収を果たした丸和の397億円、9位レッドキャベツ320億円、10位スーパー大栄287億円。10社のうち、増収だったのはマックスバリュ九州、ハローデイ、エフコープ、丸和、レッドキャベツの5社。昨年末から石油の高騰などで消費者の買い控えムードが強まっており、減収企業が06年度の2社から増加した。
利益を含めた詳報は8月4日付けIB誌に掲載します。
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