今年の初めに福岡市中心部の人気通りである「西通り」の一画の不動産が坪単価4,000万円を超えた。ところが、この価格をピークに以降は価格が下がりっぱなしで、今では坪単価2,500万円でも買い手がつかないという。
たった半年の間で坪単価は半値以下にまで急落してしまったのだ。
ある不動産関係者は「もともと、4,000万円なんていうのが異常であって、実際の実力は1,500万円程度。2,000万円でも高いと思うが、家賃相場などから考えても最低でも2,000万円は割れないと採算が取れない」という。東京の投資家やファンドは、表面利回りで10%を超えないと見向きもしないという現状を鑑みると、半年間で半値に下がったのも致し方ないだろう。
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