博多港開発(株)と福岡市は25日、公募していた人工島の「センター地区」(2区画)と「住宅複合交流地区」(3区画)で、1件から提案(応募)があったと発表した。提案した企業名は公表していない。今後審査を行い、10月ごろを目途に事業予定者を正式決定したうえで、企業名を公表するとしている。
センター地区は、画地D(約30,600 ㎡)とE(39,300 ㎡)があり、こども病院の移転予定地やアイランドシティ中央公園の北側にあたる。住宅複合交流地区は、A(8,000 ㎡)、B(約3,500 ㎡)、C(約20,400 ㎡)の3区画で照葉小中学校の周辺。
バランスのとれたまちづくりを進める目的で、「センター地区」と「住宅・複合交流地区」とのそれぞれ一括提案を原則としていたが、1件が全5区画の開発事業を行うと提案した。市港湾局は「提案内容は公募の趣旨にあっているようだ。これから審査に入っていきたい」などと話しており、この企業を軸に決定していきそうだ。
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