改正建築基準法施行から1年が経ち、この法律は建設業界に何をもたらしたのか、今一度国政のあり方、業界が選択すべき道を考えるために、来る8月26日(火)、1,000人規模のシンポジウムを開催する。
道元禅師の教えに「利行は一法なり あまねく自他を利するなり」とある。「相手にとっても、自分にとっても、世の中にとっても、すべて良し」という意味だ。この言葉に、近江商人の心意気を思い出す経営者の方も多いのではなかろうか。「相手良し・自分良し・世間良し」この三つが満足しなければけっして商売を進めなかったという近江商人。営利追求のみを目的としなかった彼らの経済活動の根本理念だ。そしてこの理念は現代の多くの企業経営者にも受け継がれている。
企業が社会的に貢献するからこそ、同時に自企業を利することになる。厳しい時だからこそ、しっかりスクラムを組み、社会にその団結力を訴え、「業界を利する」を共感しようではないか。
講師は北川正恭・早稲田大学大学院教授(元三重県知事)、木下敏之(前佐賀市長)、青木茂・(株)青木茂建築工房主宰などを予定している。北川氏には「生活者起点」の行政改革派の立場から、木下氏には地方行政に関わっていた立場から、青木氏には建築設計に携わっている立場から、それぞれ提言していただく。
主催 | (株)データマックス |
協賛 |
(社)福岡県建設業協会 (社)九州住宅建設産業協会 福岡建設協力会 福岡県鉄筋事業協同組合 (社)福岡市舗装協会 福岡県中小企業団体中央会 九州板硝子工事協同組合 福岡地区生コンクリート協同組合 福岡中小建設協同組合 福岡県建設専門工事業団体連合会 日本鳶工業連合会九州ブロック 福岡県瓦商工組合 |
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