子会社の減損損失計上で大幅欠損に
久留米市に本社を置き、東証二部に上場している(株)梅の花は29日、2008年9月期第3四半期の財務・業績の概況を発表した。
昨年10月に寿司テイクアウトのお店「古市庵」を運営する(株)古市庵などをグループに入れたことなどにより、前年同第3四半期比で+42%となる連結売上高218億900万円を計上した。
しかし、既存店舗の売上低迷及び、原材料の高騰による売上総利益の低下と、パート・アルバイトの人件費の高騰などにより、営業利益は前年同第3四半期比で▲71.6%となる3億100万円となった。 経常利益は(株)古市庵のデリバティブ取引での評価損などによる損失(1億1,000万円)を計上したこと等により経常利益は前年同第3四半期比で▲96.5%の3,500万円となった。
また、当期純利益は遊休用地及び古市庵29店舗の減損損失3億5,000万円を計上したことにより、四半期純利益は▲7億100万円となった。
【詳細は以下の通り】(2007年10月1日~08年6月30日)※連結
売上高…218億900万円(前年同第3四半期比+42%)
営業利益…3億100万円(前年同第3四半期比▲71.6%)
経常利益…3,500万円(前年同第3四半期比▲96.5%)
四半期(当期)純利益…▲7億100万円
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