（株）アーバンコーポレイション
社長の持株、取引銀行６社が処分


■自動車内装材卸（福岡）／（株）不二商会
連鎖　破産手続開始申請　負債総額 3億239万円

代　 表 ： 中尾　邦博
所在地 ： 福岡市博多区山王2-7-31
設　 立 ： 1956年12月
資本金 ： 2,000万円
年　 商 ： （07/12）約3億1,000万円

　6月30日までに事業を停止した同社は、7月11日に福岡地裁に破産手続開始を申請した。申請代理人は桃原健二弁護士（桃原法律事務所、福岡市中央区赤坂1-7-25、電話：092-712-0339）ほか1名。負債総額は3億239万円が見込まれる。

■一般貨物運送（福岡）／西部特送（有）
【続報】破産手続開始決定　負債総額 1億5,189万円

代　 表 ：松本　敏秀
所在地 ： 福岡県糟屋郡宇美町障子岳南4-7-15
設　 立 ： 1958年5月
資本金 ： 700万円
年　 商 ： （07/3）約3億円

　弊誌2007年9月10日号「モルグ」にて既報の同社は、福岡地裁より5月31日に民事再生手続廃止の決定、6月2日に破産手続開始の決定を受けた。破産管財人は橋本千尋弁護士（西新共同法律事務所、福岡市早良区西新4-9-39、電話：092-844-0071）。負債総額は1億5,189万円が見込まれる。

■建築工事（福岡）／(株)浅野工務店
【速報】破産手続申請準備中　負債総額 2億7,661万円

代　 表 ：浅野　忠雄
所在地 ： 福岡市早良区賀茂1-42-2
設　 立 ： 1985年1月
資本金 ： 2,000万円
年　 商 ： （07/6）9億2,316万円

　7月25日に同社は事業を停止し、同日破産手続申請の準備に入った。申請代理人は藤井信孝弁護士（藤井特許法律事務所、福岡市中央区大名2-4-22、電話：092-741-1235）。負債総額は、現段階で2億7,661万円が見込まれる。

■土木・建築資材販売（熊本）／(株)共和商事
連鎖　破産手続開始決定 負債総額 約4億6,600万円

代　 表 ：荒木　武
所在地 ： 熊本県菊池市泗水町豊水3128-1
設　 立 ： 1977年4月
資本金 ： 1,000万円
年　 商 ：（07/3）2億1,813万円

　5月15日、熊本地裁に破産手続開始を申請していた同社は、6月24日に破産手続開始の決定を受けた。破産管財人は吉井秀広弁護士（ひまわり総合法律事務所、熊本県合志市幾久富1758-269、電話：096-248-7474）。負債総額は約4億6,600万円が見込まれる。

■土木工事（佐賀）／（有）浜中建設
採算割れ　破産手続開始決定　負債総額 約6,000万円

代　 表 ：浜中　博明
所在地 ： 佐賀市富士町小副川2777
設　 立 ： 1990年2月
資本金 ： 1,000万円
年　 商 ： （07/5）5,462万円

　6月23日、同社は佐賀地裁より破産手続開始の決定を受けた。破産管財人は福島直也弁護士（はやて法律事務所、佐賀市駅前中央1-5-10、電話：0952-40-4005）。負債総額は約6,000万円が見込まれる。

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■マックス市政ニュース
人工島融資契約書に「間違い」　消された「80％」の文言

　こども病院の移転問題で揺れる人工島事業に、さらなる問題が浮上している。今春、博多港開発（株）と地場金融機関との間で、新たな融資枠組みに関する契約が締結された。弊社取材班は、この契約関連文書を情報公開請求。入手した文書からは、通常ではあり得ない重大な「間違い」が見つかった。巨大公共事業を揺るがしかねない「間違い」について検証する。

○２通りの販売価格
○市港湾局「間違い」認める
○博多港開発「単純ミス」　あきれた感覚を露呈
○検証・検討のお手盛り判明

■カーアイランド九州
自動車産業のさらなる振興を　九州は新天地となれるか

　日産自動車が九州初の自動車工場を創業したのが1975年。その後、北部九州にはトヨタ自動車やダイハツなど、日本を代表する自動車メーカーが集まってきた。99年度には51万台にとどまっていた九州地区の自動車生産台数も、06年度、ついに100万台を突破、07年度には113万台にまで達した。いまや九州は、東海・関東地方と同じく、日本を代表する自動車生産拠点となっている。まさに自動車産業が、北部九州の景気を牽引してきた一因といっても過言ではないだろう。今回は、九州の自動車産業の成り立ちと現在を探る。

○経済波及効果は1兆1,400億円に
○トヨタ自動車九州が売上高1兆円を突破
○年間150万台超を目前に控える

■クローズアップ
ヤトロファが地球を救う　非食料系BDFの実力とは
（株）ビー・エス・シージャパン

　原油・食料価格の高騰は青天井で、世界経済に暗い影を落としている。一方では、CO2削減による環境対策も待った無しの状況だ。こうした時代において、石油代替かつCO2削減に有効なエネルギーとして注目を集めているのがバイオディーゼル燃料（BDF）だ。フィリピン・ミンダナオ島でBDFの新たなビジネスを展開して環境に貢献、さらにはフィリピンの貧困をも解決していこうとする（株）ビー・エス・シージャパン（本社：福岡県糟屋郡久山町、日高正昭社長）の活動を紹介する。

○新たな可能性秘めるBDF
○一石三鳥のプロジェクト
○知らないでは済まされない

■流通大競争時代
コスモス薬品、低価格攻勢強化　医薬品も粗利益率引き下げへ

　（株）コスモス薬品は大量出店を背景に低価格攻勢に出る。メーカーの値上げで消費者の買い控え傾向が強まるなか、粗利益率を下げて低価格販売を強化し、出店攻勢を強めるドラッグストア大手に対抗する。粗利益率の低下は、増収によって吸収する。ただ、低価格販売の拡大は、食品比率の上昇で低下傾向にある利益率をさらに悪化させかねない。販管費率の引き下げが課題になる。

○消費減速へ対応
○粗利益率0.6％引き下げへ
○利益率低下の恐れも

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