ほっかほっか亭ブランドとの決別を宣言し、多くのFC店を引き連れて5月15日に新たな船出を果たした『ほっともっと』のプレナス。非常に大事な時期にあるはずだが、周囲でのざわめきは、まだまだ収まる様子が無い。
そんな同社に、今度は買掛金を巡る訴訟が勃発。
原告は、地元では誰もが知る有力企業A社であり、「売り掛け、買い掛けについての双方の見解が異なる。このままでは結論が出ないので、第三者の判断を仰ぐ」とのこと。
売り買いでの見解の相違は一般的にもありうることだが、訴訟にまで発展するとなれば話は別。正義は判決待ちとしても、取引先から「この時期」に「訴訟に至る程」の不満が持ち上がること自体、不備を指摘されてもやむを得まい。
ほっかほっか亭総本部の理不尽な経営手法を盛んに喧伝し、訴訟によって有利な結果を導き出したプレナスだが、今後の裁判の成り行きによっては、自社の経営姿勢が問われる事になるだろう。