広島のデベロッパーが福岡に進出してきて話題になったのは3~4年前のこと。当時は市況も好調に推移しており、地元業界でも競合激化を心配していた。ところが、福岡都市圏に進出していた2社の勢いがなくなった。
章栄不動産は、「フローレンス梅光園グランドアーク」の物件を売却するという話しも聞かれ、55%でのバルク販売も聞かれる。また、アーバンコーポレーションも商品土地の売却を進めているようで、福岡から撤退するのではないかという噂も広がっている。
実際に福岡を一時期は席巻していた両社だが、市況の低迷によりその勢いは陰りを見せている。