7月5日午前10時より、福岡市立こども病院において、患者家族を対象とした説明会が行なわれた。説明会には、患者家族ら約70人が参加。阿部亨・市保健福祉局長、こども病院・福重淳一郎院長などから説明を受けた。
これに先立ち先月30日に、患者家族らで構成する「こども病院の人工島移転を考える会」は、吉田市長自身に説明会への出席を求める要望書を提出していた。しかしこの日、市長は最後まで姿を見せず、市長公約は市民の声を聞くことではなかったのかと、批判の声があがった。
さらに患者家族からは、病院へのアクセスが悪化することへの不安を訴える声が相次いたが、市は通りいっぺんとうの回答を繰り返すばかり。誠意ある回答は皆無だった。
説明会後、患者家族の方々から今回の説明会に対しコメントをいただいた。