福岡銀行グループのアキレス腱
福岡銀行グループが、金子漁業グループを再建させるに当たっては、県の公金取扱指定銀行問題が重要なインパクトを持つ。長崎県の公金取扱に関しては、かつては長崎市に本店を有する十八銀行が、主たる取扱銀行として君臨してきた。しかし金子県政になり、半分までを親和銀行が取り扱うまでになったことは地元では有名な話。その県の公金取扱から親和銀行が外されたら・・・・、名誉を重んじる福岡銀行グループとしては、金子漁業グループを再建させるという妥協点が必要であったろうことが、見え隠れする。
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