不動産マーケティングを手掛けるアトラクターズ・ラボ(東京都千代田区)は、マンション購入検討者の意識調査の結果を発表した。発表によると、調査は08年4月21~28日(回収378件)と7月4日~14日(同183件)の2期に分けて行われた。
調査の結果、現在の物件価格に対して「高い」と感じている割合は4月調査、7月調査ともに半数を超え、7月調査は4月調査より3.4ポイント上昇して約56%に達するなど、価格を高いと感じていることが購入を控える原因となっているようだ。
都心での分譲マンションの不振と同様、福岡の現状も惨たんたるものだが、やはりその大きな理由は「価格が高くてあきらめた」ということである。資材高騰などを背景としながらも、今後は「値ごろ感」をいかに打ち出せるかが販売のポイントなりそうである。
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